グランドセイコーのおすすめクロノグラフ搭載モデル
グランドセイコーのクロノグラフは世界に通用する性能を追求しているため、現段階のラインナップではスプリングドライブのみを搭載する。
ここで紹介する3点はいずれも部品数400点を超えるCal.9R86を搭載し、GMT機能やパワーリザーブ表示なども備える高機能・高性能なクロノグラフである。
9R86搭載のセラミックスモデル SBGC221
ケース・ベゼル・ブレスレットにブラックセラミックスとブライトチタンを用いた「SBGC221」は、細部までデザインにこだわり抜いた1本である。
9時位置のスモールセコンドは、長さの異なる左右の針の端で0〜30秒・30〜60秒を指すトリッキーな仕様。
GMT機能を備えながらも情報の多さを感じさせず、モノクロームを生かした洗練された仕上がりだ。
ピンクゴールドのケースが特徴的 SBGC204
「SBGC204」は、ケースからリュウズ、プッシュボタンまで18Kピンクゴールドの壮麗なクロノグラフだ。
クロコダイルストラップも相まってドレスウォッチの様相も呈するが、魅力の真髄は機械式以上の高精度とスイープ運針という、グランドセイコー独自の機能性である。視認性とエレガンスを追求した傑作のひとつ。
こだわり抜いて作られた SBGC205
「SBGC205」は、伝統的なセイコースタイルを踏襲した上で、ブライトチタンを採用したクロノグラフである。
ブライトチタンはステンレススティールより約30%軽く、耐傷性・耐食性も高いため、長期間に渡って良好な装着感が維持できる。さらに、プッシュボタンの押し心地にまでこだわり、操作性も十分。
ブラックダイアルにイエローゴールドの針・インデックスが輝きを添え、高い視認性とともに、腕元に華やぎを与える。
グランドセイコー60周年記念モデルのクロノグラフ
2020年、ブランド誕生60周年を記念して、限定の特別なクロノグラフが発売された。
獅子甲冑をイメージしたデザイン
戦国武将にグランドセイコーの挑戦の姿勢を重ね合わせ、戦国武将が纏ったとされる「獅子甲冑」を表現した限定モデル。
そもそも獅子は、ブランドロゴにも採用されている重要なモチーフでもある。多面体のケースは獅子の前足や爪をイメージし、手首をつかむようなフィット感も備える。
ダイアルの型打ち模様では獅子のたてがみをイメージし、カラーには武士が好んで身につけていたという勝色を採用。上品さの中に威厳を感じさせる、60周年にふさわしいデザインだ。
日差±0.5秒の精度
60周年記念モデルに搭載される「Cal.9R96」は、超高精度のゼンマイ駆動ムーブメント「Cal.9R86」を、さらにブラッシュアップした特別仕様だ。
水晶振動子を厳選することで、平均月差±10秒(日差±0.5秒相当)という圧倒的な精度を実現した。
グランドセイコーのクロノグラフを体験しよう
グランドセイコーのクロノグラフは、機械式以上の機能性を追求したスプリングドライブ式であり、世界に挑戦するグランドセイコーに相応しい高級腕時計である。
その精度や独自機能、高度なデザイン性は、グランドセイコーのファンならずとも体験する価値があるだろう。
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