グランドセイコー ヘリテージコレクション
SLGH005
自動巻き(Cal.9SA5)。47石。3万6000振動/時。パワーリザーブ約80時間。SS(直径40.0mm、厚さ11.7mm)。10気圧防水。104万5000円(税込み)。
2020年に発表されたグランドセイコーの新世代ムーブメントCal.9SA5。デュアルインパルス脱進機やツインバレルを搭載することで、実用性を大幅に向上させると同時に、薄型化をも実現したこのムーブメントは、大変な話題を呼んだ。翌2021年3月6日には、このムーブメントを採用した初のレギュラーモデルが発売された。
ダイアルのパターンは、機械式グランドセイコーの製造拠点である岩手県雫石町に位置する「グランドセイコースタジオ 雫石」の近くに群生する白樺林をイメージしたものだ。ケースのデザインは、1967年に発売された44GSで確立したデザイン文法を正統進化させたものである。シースルー仕様の裏蓋からは、Cal.9SA5を鑑賞することが可能だ。ブリッジに施された繊細なストライプ模様は、工房に縁のある雄大な雫石川を想起させる。
グランドセイコー ヘリテージコレクション
セイコー創業140周年記念限定モデル
SLGH007
自動巻き(Cal.9SA5)。47石。3万6000振動/時。パワーリザーブ約80時間。Pt(直径40.0mm、厚さ11.7mm)。10気圧防水。世界限定140本。660万円(税込み)。
2021年に創業140周年を迎えたセイコー。それを記念した限定モデルのひとつであるSLGH007。その大きな特徴は、ダイアルに施された年輪をモチーフにしたパターンである。これは、同社の創業者である服部金太郎の信念、「常に時代の一歩先を行く」という革新の精神と、「急ぐな休むな」という進化の精神をグランドセイコーに重ね合わせたものだ。長い歴史の中で、着実に前進を続けてきたその積み重ねを年輪というパターンに込めている。
インデックスは18Kゴールドの削り出しであり、それを示すため、往年のファンにはおなじみのSDマークが6時位置に輝いている。ケースデザインは、44GSで確立したデザイン文法を正当進化させたもの。搭載するムーブメントは、高精度、高効率、薄型化を同時に実現させたCal.9SA5だ。限定本数は、140周年にちなんだ140本。2021年7月23日発売予定。
グランドセイコー エレガンスコレクション
24節気モデル
グランドセイコーのブランドフィロソフィーである“THE NATURE OF TIME”を体現する4つのモデル。それぞれ、日本人の自然観を色濃く表現する24節気にちなんだモデルに仕上がっている。
「春分」SBGJ251
自動巻き(Cal.9S86)。37石。3万6000振動/時。パワーリザーブ約55時間。SS(直径39.5mm、厚さ14.1mm)。3気圧防水。81万4000円(税込み)。
昼と夜がほぼ等しくなる時期である「春分」をイメージしたSBGJ251は、春の訪れと共に芽吹く木々を想起させる、生命力に溢れた深緑のダイアルを持つ。ハイビートの自動巻き機械式GMTムーブメントCal.9S86を搭載する。2021年5月28日発売予定。
「小暑」SBGJ249
自動巻き(Cal.9S86)。37石。3万6000振動/時。パワーリザーブ約55時間。SS(直径39.5mm、厚さ14.1mm)。3気圧防水。81万4000円(税込み)。
梅雨が明け、太陽の輝きがより強まってくる時期を表す「小暑」。梅雨明けに吹く「白南風(しらはえ/しらさえ)」が水面を揺らす様子をダイアルにあしらったSBGJ249は、爽やかなブルーダイアルを持つ。搭載されるのは、ハイビートの自動巻き機械式GMTムーブメントCal.9S86。2021年5月28日発売予定。
「寒露」SBGE271
スプリングドライブ(Cal.9R66)。30石。パワーリザーブ約72時間。SS(直径40.2mm、厚さ14.0mm)。10気圧防水。72万6000円(税込み)。
秋が深まる時期の「寒露」をイメージしたSBGE271。鰯雲のような複雑なパターンが施されたダイアルに黄色く輝くGMT針が、秋の夜長に浮かぶ月を想起させる。自動巻きスプリングドライブGMTムーブメントCal.9R66を搭載する。
「冬至」SBGE269
スプリングドライブ(Cal.9R66)。30石。パワーリザーブ約72時間。SS(直径40.2mm、厚さ14.0mm)。10気圧防水。72万6000円(税込み)。
1年の中で最も昼の時間が短い「冬至」。SBGE269は、厳しい冬の寒さを思わせる雪原のようなダイアルが特徴的だ。ピンクゴールドカラーのGMT針は、厳しい寒さの中に差す夕日のような優しさを見せる。自動巻きスプリングドライブGMTムーブメントCal.9R66を搭載する。