2021年 セイコーの新作時計まとめ

2021.12.15

プロスペックス 1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン

プロスペックス 1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン

セイコー「プロスペックス 1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン 植村直己生誕80周年記念限定モデル」
SBDX045。自動巻き(Cal.8L35)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径44mm、厚さ13mm)。200m防水。35万2000円(税込み)。7月9日発売予定。

 冒険家、植村直己の生誕80周年を記念し、ダイバーズウォッチ1型2種が発売される。これらは、彼が1974~76年にかけて北極圏1万2000kmを犬ぞりで横断した際に携行していた「1970 メカニカルダイバーズ」を現代的にリメイクしたモデルだ。特徴的な丸みを帯びたケースデザインや高い視認性を踏襲しつつ、防水性能の向上、風防素材およびムーブメントの変更によって生まれ変わった本作は、彼が5大陸最高峰から見たであろう澄んだ青空をイメージしたブルーカラーの「SBDX045」と、オリジナルを踏襲したチャコールグレーの「SBDX047」が用意される。SBDX045には、交換用の強化シリコンストラップが付属する。搭載されるムーブメントは、雫石高級時計工房で製造されるダイバーズ専用Cal.8L35だ。

プロスペックス 1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン

セイコー「プロスペックス 1970 メカニカルダイバーズ 現代デザイン」
SBDX047。自動巻き(Cal.8L35)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径44mm、厚さ13mm)。200m防水。33万円(税込み)。7月9日発売予定。




プロスペックス 1959 アルピニスト 復刻デザイン

プロスペックス 1959 アルピニスト 復刻デザイン

セイコー「プロスペックス 1959 アルピニスト 復刻デザイン」
SBEN001。自動巻き(Cal.6L35)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。SSケース(直径36.6mm、厚さ11.1mm)。10気圧防水。世界限定1959本。33万円(税込み)。8月6日発売予定。

 セイコー プロスペックスに、同社のスポーツウォッチの草分け的存在である「ローレル アルピニスト」の復刻モデルが追加された。「ローレル アルピニスト」は、アウトドア需要に応えるために1959年に登場し、後の国産初のダイバーズウォッチに続く、スポーツウォッチ開発の礎ともなった記念すべきモデルである。視認性を高めるための3、6、9、12時の大きなくさび型インデックスや、防汗の役割を果たすレザー製ウォッチパッドを踏襲しつつ、随所に現代的なアップデートが加えられている。風防は、無反射コーティングを施したボックス型サファイアクリスタル製に改められ、防水性は10気圧に高められた。搭載するムーブメントは、薄型自動巻きのCal.6L35。これにより、ケースの厚さを11.1mmに抑えている。




プロスペックス 1959 アルピニスト 現代デザイン

プロスペックス 1959 アルピニスト 現代デザイン

セイコー「プロスペックス 1959 アルピニスト 現代デザイン」
SBDC145。自動巻き(Cal.6R35)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径38mm、厚さ12.9mm)。20気圧防水。8万2500円(税込み)。8月6日発売予定。

 1959年に発売された「ローレル アルピニスト」を現代的なデザインでブラッシュアップしたモデル。アイコニックな3、6、9、12時のインデックスを踏襲しつつ、ケース径を38mmに拡大することで、さらに視認性を高めている。ねじ込み式リュウズにより、20気圧防水を実現している。搭載するムーブメントは、約70時間の実用的なパワーリザーブを持つCal.6R35。ダイアルのカラーは3種類が用意され、アウトドアシーンではもちろんのこと、オンオフを問わず使いやすくなっている。オリジナルのウォッチパッド付きストラップではなく、スタンダードなブレスレットまたはレザーストラップでの展開となり、より普段使いに向いた仕様となっている。

プロスペックス 1959 アルピニスト 現代デザイン

セイコー「プロスペックス 1959 アルピニスト 現代デザイン」
SBDC147。自動巻き(Cal.6R35)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径38mm、厚さ12.9mm)。20気圧防水。8万2500円(税込み)。8月6日発売予定。

プロスペックス 1959 アルピニスト 現代デザイン

セイコー「プロスペックス 1959 アルピニスト 現代デザイン」
SBDC149。自動巻き(Cal.6R35)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径38mm、厚さ12.9mm)。20気圧防水。8万300円(税込み)。8月6日発売予定。




プレザージュ プレステージライン Sharp Edged Series

プレザージュ プレステージライン Sharp Edged Series

セイコー「プレザージュ プレステージライン Sharp Edged Series」
墨色のダイアルを備えたSARF005。自動巻き(Cal.6R64)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。SSケース(直径42.2mm、厚さ13.7mm)。10気圧防水。15万9500円(税込み)。5月14日発売予定。

 セイコー プレザージュ「Sharp Edged Series」に、機械式GMT機能を有するモデル1型4種が登場した。2020年に発売された同シリーズ3針モデル同様の平面主体のシャープなシルエットと、ダイアルにあしらわれた麻の葉模様が、日本の伝統的な美意識をモダンに表現している。ダイアルは日本の伝統色である、墨色(すみいろ/SARF005)、藍鉄(あいてつ/SARF001)、常盤(ときわ/SARF003)、檜皮色(ひはだいろ/SARF009)の4種類が用意される。ベゼルの24時間表示と昼夜で色を使い分けたツートンカラーのダイアルリングによる実用性の高いGMT機能が搭載されている。9時位置にはパワーリザーブインジケーター、6時位置のインダイアルにはポインターデイトがバランスよく配されている。檜皮色ダイアルのSARF009のみセイコーブティック専用モデルで、それ以外の3モデルはセイコーグローバルブランドコアショップ専用モデルである。

プレザージュ プレステージライン Sharp Edged Series

藍鉄のダイアルを備えたSARF001。
プレザージュ プレステージライン Sharp Edged Series

常盤のダイアルを備えたSARF003。
プレザージュ プレステージライン Sharp Edged Series

檜皮色のダイアルを備えたSARF009。




アストロン コジマプロダクションコラボレーション限定モデル

アストロン コジマプロダクションコラボレーション限定モデル

セイコー「アストロン コジマプロダクションコラボレーション限定モデル」
SBXC097。GPSソーラー(Cal.5X53)。Tiケース(直径42.8mm、厚さ14.7mm)。日常生活用強化防水。世界限定1000本。37万4000円(税込み)。6月10日発売予定。

 セイコーとコジマプロダクションによるコラボレーションモデル「SBXC095」と「SBXC097」。両社は2019年、「WIRED」ブランドでコラボレーションを果たしているが、今回はセイコーの主力ブランドである「セイコー アストロン」のグローバルライン スポーツ 5Xチタンでのラインナップが実現した。今作は、アストロンとコジマプロダクションに共通した哲学「Over the border」を体現したものである。1型2種での展開となり、どちらもコジマプロダクションの象徴である「ルーデンス」をモチーフとしている。「SBXC095」はコジマプロダクションの理念“FROM SAPIENS TO LUDENS”を表記したセラミックベゼルとチタンケースを組み合わせている。

アストロン コジマプロダクションコラボレーション限定モデル

セイコー「アストロン コジマプロダクションコラボレーション限定モデル」
SBXC095。GPSソーラー(Cal.5X53)。Ti×セラミックケース(直径42.8mm、厚さ14.9mm)。日常生活用強化防水。国内限定120本。42万9000円(税込み)。5月14日発売予定。