フライング・トゥールビヨン・オープンギア
手巻き(Cal.C.303)。23石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。ブルーCVD+SS(直径44.0mm、厚さ13.1mm)。10気圧防水。世界限定15本。638万円(税込み)。
時分針をそれぞれ異なる軸に取り付けたレギュレーター機構に加え、6時位置にフライングトゥールビヨンを配したモデル。一部輪列を確認できる構造となった12時位置のインダイアルには時針が、ダイアル中央には分針がセットされている。複雑なダイアルは42個ものパーツで構成されており、ベース部分にはギヨシェ装飾が施されている。カラーリングはブルーで統一されているが、場所によって色調に変化をつけており、立体感のある仕上がりとなっている。搭載されるムーブメントは手巻き式のCal.C.303。ケース同様、ブルーCVDコーティングが施されている。ハーフスケルトン仕上げによって、ケースバックから輪列を鑑賞することができる。
フライング・レギュレーター オープンギア レ・セック パライバ
自動巻き(Cal.C.301)。33石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SS(直径44.0mm、厚さ13.35mm)。10気圧防水。世界限定50本。157万3000円(税込み)。8月発売予定。
「オープンギア レ・セック」の新しいカラーリングのモデル。「パライバ」は、ブラジルのパライバ州で発見された希少な宝石であるパライバトルマリンに由来している。鮮やかな色彩を持つこの宝石同様、そのダイアルは光を受けて、ターコイズからペトロールブルー、ジャングルグリーン、ディープパープルへと色を変える。これを実現しているのは、クロノスイスが独自開発したCVDコーティング技術と、ダイアルのベースに施された繊細なギヨシェ装飾だ。通常の「オープンギア レ・セック」同様、縦一列に並んだレギュレーター表示と、立体的なダイアル構造を持つ。シースルー仕様の裏蓋からは、ターコイズCVD仕上げのローターと、緻密に仕上げられたムーブメントを鑑賞することができる。
フライング・レギュレーター オープンギア レ・セック ブラックアイス
自動巻き(Cal.C.301)。33石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。ブラックDLC+SS(直径44.0mm、厚さ13.35mm)。10気圧防水。世界限定50本。162万8000円(税込み)。8月発売予定。
2019年に発表された「オープンギア レ・セック」のカラーバリエーション。ダイアルにはブラックガルバニックが、ステンレススティール製ケースにはブラックDLCが施され、全体がブラックを基調としたカラーリングにまとめ上げられている。ブラックはすべて単一の色ではなく、パーツによって微妙に明るさや質感を変化させている。12時位置の時針の下には輪列の一部が露出しており、その動きをダイアル側から楽しむことができる。6時位置にはレトログラード式の秒表示が配されている。扇形のスケールに沿って弧を描いた秒針は、30秒進むと瞬時に元の場所へ戻り(帰零)、再度30秒を刻み始める。シースルーバックからは、ムーブメントを鑑賞することができる。
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