IWC 150周年記念モデルを紹介
IWCの創立150周年にあたる2018年には、人気シリーズから限定モデルが発表された。それぞれの特徴や魅力を振り返ってみよう。
ポルトギーゼ・クロノグラフ “150 イヤーズ” IW371601
自動巻き(Cal.69355)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約46時間。SS(直径41mm)。3気圧防水。世界限定2000本。
「ポルトギーゼ・クロノグラフ “150 イヤーズ(Ref.IW371601)」はIWCの創立150周年を記念して2018年に発表された、世界2000本の限定モデルである。約46時間のパワーリザーブを誇る自社製ムーブメントCal.69355を搭載している。
近年のトレンドである美しいブルーの文字盤や、立体感のある針を採用し、シンプルかつラグジュアリーな雰囲気を醸し出している。
トランスパレントバック仕様となっている裏蓋からは、ムーブメントの機械美を堪能できる。折りたたみ式のDバックルも実用的だ。
ポートフィノ・クロノグラフ “150 イヤーズ” IW391023
自動巻き(Cal.79320)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約44時間。SS(直径42mm)。3気圧防水。世界限定2000本。
150周年記念モデルではポルトギーゼと同様、ポートフィノ・クロノグラフにも、ブルーの文字盤が採用された。「ポートフィノ・クロノグラフ “150 イヤーズ”(Ref.IW391023)」は全体にまとうクラシカルなテイストと相まって、控えめな美しさを表現している。
ムーブメントは、コート・ド・ジュネーブ装飾とペルラージュ装飾が施された、自動巻きムーブメントのCal.79320を搭載した。裏蓋には「150YEARS」とブランド創立年である「1868」の数字が刻印されている。
スポーティーになりがちなクロノグラフでありながら、アクティブな雰囲気や無骨さを一切感じさせない。ポートフィノにおける人気ラインの限定版だ。
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ “150 イヤーズ” IW377725
自動巻き(Cal.79320)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約44時間。SS(直径43mm)。6気圧防水。世界限定1000本。
2018年に世界限定1000本が販売された「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ “150 イヤーズ”(Ref.IW377725)」は、パイロット・ウォッチ・クロノグラフのリミテッドモデルだ。
ジュビリーコレクションのデザインが施された、限定品ならではの特別な仕上がりとなっている。ホワイトラッカー文字盤やブルースティール針など、細かなこだわりが随所に見受けられる。
ポートフィノの限定版と同様、ムーブメントにはCal.79320が搭載された。最大12時間までの総合タイムを計測することが可能だ。
150周年記念モデルの特徴は深い青
150年超の歴史を誇るIWCは、ポルトギーゼやポートフィノ、パイロット・ウォッチなどの人気シリーズを展開する老舗高級ブランドである。
IWCの創立150周年となった2018年には、深い青を文字盤に取り入れた限定モデルが発表され、IWCはその後も、ムーブメントやデザインを発展させ続けている。ブランドやそれぞれの時計の魅力を知り、お気に入りの1本を探してみよう。
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