ダズリング・ランデブー・スター
自動巻き(Cal.734)。パワーリザーブ約70時間。18KPG(直径36mm、厚さ11.11mm)。5気圧防水。
ジャガー・ルクルトは、予測不能な流れ星によるロマンスを捉えた新たな機構を備えた「ダズリング・ランデブー・スター」を発表した。
これまで、種々の装置によって模擬されてきた天体の動きは、規則正しい繰り返しを行う地球の自転や公転に起因するものであった。しかし、流れ星は宇宙空間に存在する岩屑が地球の大気圏に突入して燃え上がる際に発生する閃光であり、不規則に発生する現象である。流れ星のこの不規則性と象徴的に尾を引いて輝く様子は、太古の昔から人類を魅了してきたもので、今作のインスピレーションとなった。
ダズリング・ランデブー・スターのダイアルは、夜空を連想させるブルーアベンチュリンによって多層構造となっている。アラビアインデックスの外周リングと、ロゴが描かれたセンターダイアルの上部から、流れ星型にカットアウトされた回転ディスクが覗く構成である。この回転ディスクの奥には、流れ星のカットアウトが横切った際に、ダイナミックな動きを表現するようにグラデーションの仕上げが施されている。
この回転ディスクの動きによって生まれる流れ星のきらめきは、時計を着用する手首の動きによって、1時間に4~6回とランダムに生じる。これを制御するのが、Cal.734である。Cal.734には、巻き上げリュウズを数回回すことで、この特徴的な機構をいつでも楽しめる機能が備わっている。
ベゼルとラグにはダイヤモンドが配されており、ダイアルカラーに呼応したブルーアリゲーターストラップが合わされる。また、全体にダイヤモンドがセットされたピンクゴールド製のブレスレットモデルも用意されている。
ランデブー・スター
自動巻き(Cal.734)。パワーリザーブ約70時間。18KWG(直径36mm、厚さ11.16mm)。5気圧防水。
ジャガー・ルクルトは、予測不能な流れ星によるロマンスを捉えた新たな機構を備えた「ランデブー・スター」を発表した。同作のダイアルは三層となっており、その最上部は透明なサファイアクリスタル製で、転写された星が散りばめられている。また、雲と三日月がサファイアクリスタルの両面に細密画で描かれている。その下層に配されているのが、流れ星型のカットアウトを備えるチタン製の回転式円形ディスクである。この回転ディスクの動きによって生まれる流れ星のきらめきは、時計を着用する手首の動きによって、1時間に4~6回とランダムに生じる。
ホワイトゴールドモデルとピンクゴールドモデルが用意され、それぞれ、ベゼルとラグ、ケースサイドにはダイヤモンドが配される。
自動巻き(Cal.734)。パワーリザーブ約70時間。18KPG(直径36mm、厚さ11.16mm)。5気圧防水。
アトモス ハイブリス・メカニカル キャリバー590
温度変化による自動巻き上げ(Cal.590)。直径215mm、高さ253mm。世界限定10本。
ジャガー・ルクルトは、わずかな気温の変化からエネルギーを引き出して動き続ける置時計「アトモス」に、これまで製作された中でも最も複雑で、惑星の動きを立体的にリアルタイムで表示する「アトモス ハイブリス・メカニカル キャリバー590」を発表した。
「アトモス・テルリウム」(テルリウム:三球儀)の愛称を持つ今作は、ダイアルセンターに配した太陽を中心として、地球と月が周回をして、相対的な位置関係を示している。この周期は1太陽年(回帰年)と呼ばれるが、グレゴリオ暦の365.2425日に対して、今作では周期を365.2466日に設定することに成功している。その誤差は390年でわずか1日である。この動きを表現する惑星のモチーフも見どころが多い。この月の表面は、隆起がレーザーエングレービングで表現されており、地球のディティールは細密画によって描かれている。さらに、地球・月リングにはメテオライトが象嵌されている。
また、今作は巻き上げ機構も特徴的だ。1928年に初めて発表された「アトモス」から引き継がれるこの巻き上げ機構は、カプセルに密閉したガスが温度変化によって体積変化を起こし、蛇腹の膜が動いて「呼吸」をし、ゼンマイを巻き上げるものだ。時計稼働の消費エネルギーと、巻き上げ時に必要なエネルギーロスはわずかで、わずか1℃の温度変化で、約2日分のパワーリザーブが供給可能である。これは、日常における通常の使用状況下では、永久に作動するとみなしてもよいだろう。
機構のみならず、スタイリングも特徴的である。ガラス製のシリンダー型キャビネットに収められた機構部分は、見えないようにデザインされたガラス製のサポートで保持されており、シリンダー内で浮いているように思わせるデザインだ。
アトモス インフィニット
温度変化による自動巻き上げ(Cal.570)。直径215mm、高さ253mm。
ジャガー・ルクルトは、わずかな気温の変化からエネルギーを引き出して動き続ける置時計「アトモス インフィニット」を発表した。
1928年に初めて発表された「アトモス」は、ジャガー・ルクルトのアイコンのひとつであり、その機構もユニークだ。今作にも引き継がれる特徴的な機構は、カプセルに密閉したガスが温度変化によって体積変化を起こし、蛇腹の膜が動いて「呼吸」をし、ゼンマイを巻き上げるものだ。
機構のみならず、スタイリングも特徴的である。ガラス製のシリンダー型キャビネットに収められたアトモス インフィニットの機構部分は、見えないようにデザインされたガラス製のサポートで保持されており、シリンダー内で浮いているように思わせるデザインだ。また、この構造により、必要な物だけを残して削ぎ落とされて高級時計製造のさまざまな仕上げ技術が施されたCal.570をあらゆる角度から鑑賞可能となっている。
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