2022年 ロンジンの新作まとめ

ロンジン レジェンドダイバー

　10年以上のロングセラーを誇るロンジンの「ロンジン レジェンドダイバー」。1959年に発売された同社のダイバーズウォッチを復刻したレトロなデザインと、本格的な30気圧防水によって、これまでも多くのファンに親しまれてきた。そんな「レジェンドダイバー」に、今年も新たなカラーバリエーションが追加された。

　オリジナルと同じ42mmケースモデルでは、サンドベージュとアッシュグレーの2種のダイアルバリエーションが追加された。どちらも外周に連れて色が濃くなるグラデーションが施されている。同色のファブリックストラップが装着されているが、サンドベージュはバックル側と剣先側が分かれたセパレートタイプ、アッシュグレーは引き通しのNATOタイプとなっている。ムーブメントは、約72時間のパワーリザーブとシリコン製ヒゲゼンマイを備えるCal.L888.5。

　36mmケースモデルでは、ヴィヴィッドバーガンディ、サンドベージュ、ブルーの3種類のグラデーションダイアルが追加された。いずれも同色のセパレートタイプのファブリックストラップが装着されている。ムーブメントは、約45時間のパワーリザーブとシリコン製ヒゲゼンマイを備えるCal.L592が搭載されている。

ロンジン エレガントコレクション

　ロンジンと言えば、その豊富なアーカイブを基にした「ヘリテージコレクション」や、スポーツウォッチの「ハイドロコンクエスト」が注目されがちであるが、「ドルチェビータ」や「フラッグシップ」といったドレッシーなコレクションも充実したラインナップを誇る。

　今年はロンジンの「エレガントコレクション」にサステナブルな素材を使用した新作が追加された。シンプルなラウンドケースと、そこから真っすぐ伸びる細身のラグといった特徴はそのままに、スモールセコンドとプリントのローマンインデックスをあしらったダイアルがクラシックな印象だ。今作には、廃棄されるリンゴやトウモロコシを原料とした植物性ストラップが採用されている。リンゴやトウモロコシを思い浮かべると、着け心地や耐久性がどうしても気になってしまうが、同社はレザーストラップと同等のクオリティであることを公表しており、安心して使用することができる。

　搭載するムーブメントは、約72時間のパワーリザーブを備えるCal.L891.5。シリコン製ヒゲゼンマイを採用しており、耐磁性が高められている。

　ケース径は39mmと34mmの2種類がラインナップされ、植物性素材ストラップの他にステンレススティール製ブレスレットも用意されている。