ラコ「クロノグラフ ミュンヘン」
自動巻き(Cal.Laco50/ETA 7750ベース)。17石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SSケース(直径42.3mm)。10気圧防水。世界限定200本。完売(発売時34万1000円)。(問)リンクアップ Tel.075-693-1236
1925年に創業し、第2次世界大戦時には旧ドイツ空軍のパイロットウォッチを製造、納入していた実績を持つラコ。「クロノグラフ ミュンヘン」は、ステンレススティール製ケースにサンドブラスト加工を施し、光の反射を抑えている。インデックスと時分秒針には蓄光塗料が塗布されており、暗所での視認性も高い。
ブラックダイアルの12時位置には、方向を示すためのクラシックなトライアングルが配されている。またクロノグラフ機能に加えて、日付と曜日の表示機能も備えている。10気圧防水のケースには、リベットをあしらったカーフスキンレザーストラップが装着されている。
ハンハルト「417ES」
自動巻き(セリタ Cal.SW 510 M)。23石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約58時間。SSケース(直径42mm)。10気圧防水。完売(発売時35万2000円)。(問)リンクアップ Tel.075-693-1236
1882年に創業したハンハルトの「417ES」は、ハンハルトが1957年から62年にかけてドイツ空軍に納めたパイロット・クロノグラフ「417」の復刻版だ。当時は直径39mmのケースサイズだったのに対し、本モデルは直径42mmと大きくなっている。風防にはドーム型サファイアクリスタルを採用しているが、ケースの厚さは13mmとスリムな仕上げだ。
両方向回転ベゼルはオリジナルを踏襲するレッドマークを備え、文字盤のブランドロゴは当時のものが再現されている。モデル名の「ES」は、ドイツ語で「ステンレススティール」を意味する「Edelstahl」から名付けられたものだ。
チュチマ「フリーガー」
自動巻き(Cal.ETA2836)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径41mm)。10気圧防水。21万4500円(税込み)。(問)モントレックス Tel.03-3668-8550
グラスヒュッテを拠点とするチュチマのパイロットウォッチ「フリーガー」は、視認性に優れながらも個性的なデザインを備えている。フリーガーはチュチマのエントリーモデルであり、近年はカジュアルなカラーダイアルのモデルが展開されている。
本モデルはブラウンのダイアルに、アクセントのオレンジが映える仕上がりだ。カーフスキンレザーストラップは、ダイアルよりも明るめのブラウン。デイト表示は6時位置に配されている。搭載されている自動巻きムーブメントは、サファイアクリスタル製ケースバックから鑑賞可能だ。
アルキメデ「パイロット 42GMT.LS」
自動巻き(Cal.C125/ETA2893-2ベース)。SSケース(直径42mm)。10気圧防水。国内未入荷(参考価格1300ユーロ)。
フォルツハイムを拠点とするアルキメデは、自社製造のケースとETAのベースムーブメントにより、魅力的な価格帯を実現している。
クラシックなデザインの「パイロット 42GMT.LS」は、特徴的な円錐形のリュウズ、サテン仕上げのステンレススティール製ケース、リベット留めのカーフスキンレザーストラップを備え、価格はわずか1300ユーロ(日本円で約20万円)だ。ブラックダイアルには時分針に加え、第2時間帯が赤色のセンター針によって示されている。
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