ルイ・ヴィトンの“旅時計”である「タンブール」は、2002年に誕生した。21年の歴史の中でタンブールはデザイン・性能ともに進化してきたことはもちろん、コレクションは拡充され、認知度を上げ、現在では同社を代表するアイコニックピースとなっている。さらにルイ・ヴィトンは2023年7月にケースとブレスレットが一体型した新しいタンブールを発表したことで話題を集めているが、続いてタンブールの広告キャンペーン打ち出した。キャンペーンに起用されたのは、メゾンのアンバサダーであるブラッドリー・クーパーだ。
ルイ・ヴィトンが新作「タンブール」広告キャンペーン開始
ルイ・ヴィトンの“旅時計”である「タンブール」。1540年の携帯時計「ドラムクロック」のデザインに由来する、太鼓から範を取ったケースは、一度見たら忘れられない個性を有している。そんなタンブールは2002年に誕生しているが、ルイ・ヴィトンが時計事業に本格参入してから製造した、腕時計の第1作目でもあった。21年の歳月を経て、ますます高級時計として洗練されていくタンブールコレクションより、2023年7月、ケース・ブレスレットが一体型となった新作モデルが登場した。薄型の外装はジェンダーレスなサイズとデザインを兼ね備えており、幅広い時計好きのニーズを満たすことだろう。また、新たにLFT023ムーブメントを搭載していることも特筆すべき点だ。タンブールはアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」のサヴォアフェールによって実現されており、同社のウォッチメイキングの成熟も感じられる。
今回、ルイ・ヴィトンはタンブールの広告キャンペーンを開始する。起用したのは、メゾンのアンバサダーも務めるブラッドリー・クーパーだ。
フランス パリのオルセー美術館を背景に撮影されたキャンペーンイメージでは、クールにたたずむブラッドリー・クーパーの腕元で新作タンブールが存在感を示す。彼は何を、あるいは誰を待っているのかは、映像が進むと解き明かされる。オルセー美術館の荘厳な機械式時計を背景に、クーパーがとある女性と出会う様が、シルエットで描かれるのだ。さらに、映像内では時間が突如として巻き戻され、物語の始まりへ。そして偶然の出会いの前に2人がたどる、別々の旅へと私たちは引き込まれる。映像は時間がもたらす繋がりへのオマージュとなっており、“旅時計”のキャンペーンとしてふさわしいと言えよう。
新作タンブールのキャンペーンは、8月下旬から全世界のプリント媒体で、9月1日(木)からルイ・ヴィトンのデジタル媒体で展開予定だ。
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