オリス「ダイバーズ65 クロノグラフ」にケース径40mmのモデルが追加された。1965年のオリジナルモデルのデザインを取り入れつつ、機能的なスポーツウォッチとして仕上がっている。セリタのCal.SW510をベースとしたCal.Oris771を搭載する。ステンレススティールブレスレットとレザーストラップの2つのバリエーションが用意され、2023年10月に発売される予定だ。
オリス「ダイバーズ65 クロノグラフ」が、より使いやすいサイズへ刷新
オリス「ダイバーズ65」は、同社が1965年に発表したダイバーズウォッチを復刻した人気コレクションだ。オリジナルモデルは当時として最先端な、タイマースケール付きの逆回転防止ベゼルや海中での視認性を高める夜光インデックス、100mもの防水性を備え、同社の先進性を示していた。
今回、ダイバーズ65に追加されたのは、クロノグラフを搭載したモデルだ。これまでにもクロノグラフモデルはラインナップされていたが、新作ではケース径が43mmから40mmへとサイズダウンされている。これによって、より幅広いサイズの手首で使いやすくなった。


2つのインダイアルは、スモールセコンドと30分積算計として機能する。ダイアルが小径化したことによって凝縮感が増し、よりクラシカルなテイストが強まった。針とインデックスにはスーパールミノバが塗布されており、暗所での視認性も高められている。
シンプルなラインのケースに取り付けられたプッシャーは、スポーツウォッチとしては珍しいポンプ型を採用する。ベゼルの数字も細く、随所に忍ばせた繊細さが印象的だ。
ムーブメントは、Cal.Oris771を搭載する。定評のあるセリタのCal.SW510をベースとしているため、安心して使用できる点は心強い。シースルーバックではないため、ムーブメントを鑑賞することはできないが、裏蓋にはオリスのロゴがしっかりと刻まれている。
バリエーションは、ステンレススティール製ブレスレットのほか、野生鹿の革を用いたサステナブルなチェルボボランテのレザーストラップ仕様のモデルが用意されている。
Contact info:オリスジャパン Tel.03-6260-6876

https://www.webchronos.net/news/100140/

https://www.webchronos.net/news/100557/

https://www.webchronos.net/features/101013/