ブライトリングが、航空自衛隊のアクロバット専門チーム「ブルーインパルス」の松島基地帰還10周年を記念し、パイロットウォッチコレクション「アベンジャー」から111本の限定モデルを発表した。ブルーインパルスの使用機体「T-4」やエンブレムを落とし込んだ、特別な1本の実力とは?
ブライトリングが限定モデルで祝う、ブルーインパルスの松島基地帰還10周年
宮城県東松島市に位置するブルーインパルスの松島基地。東日本大震災の津波で被災したため、福岡県芦屋町の芦屋基地で訓練を行っていたが、2013年、松島基地へと帰還した。この帰還から10年の節目にあたる23年、ブライトリングは同年11月にリニューアルしたばかりの「アベンジャー」をベースに、「アベンジャー B01 クロノグラフ 44 ブルーインパルス」を111本限定で発表した。なお、ブライトリングとブルーインパルスのコラボレーションモデルは、本作で7本目となる。
自動巻き(Cal.01)。47石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径44mm、厚さ15.2mm)。300m防水。122万1ooo円(税込み)。
コラボレーションモデルのベースとなったのは、23年11月にリニューアルした「アベンジャー」コレクションのうちの、「アベンジャー B01 クロノグラフ 44」だ。このモデルにブルーインパルスの使用機体「T-4」を落とし込んでいることが本作の特徴で、鮮やかなブルー文字盤が目を引く。また、文字盤3時位置にブルーインパルスのエンブレムを、ケースバックにT-4をプリントした。アベンジャーのマッシブな外装や、ライダータブを取り付けたベゼル、斜めのラインを描くロゴはレギュラーモデルと同様だが、こういったユニークなディテールを備えることで、スペシャルエディションであることがよく伝わってくるだろう。
搭載するムーブメントは、ブライトリングのマニュファクチュールCal.01だ。リニューアルでアベンジャーにも搭載されるようになったCal.01が、特別モデルでも採用された。パワーリザーブ約70時間、そしてカレンダーの早送りが24時間操作可能といった優れた実用性を備えており、日常の良い相棒となってくれることだろう。
本作は、ブルーインパルスの正式部隊名「第11飛行隊」にちなんで、111本が限定生産される。
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