オリスより、メリルボーン・クリケットクラブ(MCC)とのコラボレーションモデル、「ファーザータイム リミテッドエディション」が発表された。本作は、ホワイトダイアルとブロンズケースを採用した数量限定モデルである。ケースバックには、ローズ・クリケット球場の風向計、ファーザータイムのイメージが刻まれている。
クリケットのシンボルをその名に冠した数量限定モデル
オリスより、メリルボーン・クリケットクラブ(MCC)とのコラボレーションモデル、「ファーザータイム リミテッドエディション」が発表された。オリスは、MCCおよび同クラブが所有するローズ・クリケット球場のオフィシャルタイムキーパーを務めている。また、MCCと協力し、これまでにも教育やスポーツイベントなどをはじめとする幅広い社会貢献プログラムを展開してきた。
本作はそのパートナーシップを象徴するものであり、同社の代表作「ビッグクラウン ポインターデイト」をベースに、ホワイトダイアルとブロンズケースを採用した数量限定モデルだ。
モデル名の“ファーザータイム(時の翁)”が示すのは、ローズ・クリケット球場にある時計台の上の風向計だ。この風向計は、球場のセカンドグランド観客席の設計を担当したヘルバート・ベーカー卿が、球場のオーナーであるMCCに対し、建設日程の遅れに対するお詫びとして、1926年に贈呈したものである。現在では、クリケットをはじめとするスポーツのアイコンとして親しまれている。
ホワイトダイアルは、温かみのある色調を採用。コブラ型の時針や丸みを帯びたアラビア数字インデックスが、クラシカルな印象をもたらしている。先端を赤く彩った4本目の針は、日付を読み取るために使用する。小窓で表示するタイプとは異なり、常に1から31までの数字がダイアル上に並んでいるため、ひと月の中でどのくらいの日数が経過したのか、視覚的に把握することが可能だ。
ケースはブロンズ製。最初は明るい色味を持つが、使い込むことによって徐々に酸化し、自分だけの1本に育て上げることができる。ステンレススティール製のケースバックには、ローズ・クリケット球場の風向計とファーザータイムのイメージ、数量限定を示すシリアルナンバーが刻まれている。
本作には、2種類のベルトが用意されている。ひとつがケースと同じブロンズ製のブレスレット、もうひとつがチェルボボランテによる鹿革製ストラップだ。それぞれ付け替えて楽しむことができる。ムーブメントは、自動巻きの汎用機をベースにポインターデイト仕様へと改めた、Cal.Oris754を搭載する。
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