セイコーは、JAL(日本航空株式会社)とのコラボレーションモデルを2024年2月9日(金)より発売する。このコラボレーションは、JALの国際線就航の70周年を記念したものだ。登場したのは、セイコー アストロン「Nexter」シリーズより2種、セイコー プレザージュ「Sharp Edged」シリーズより1種の計3種。アストロンから各500本、プレザージュから300本、日本限定で販売される。
フライトへの高揚感を表現した3種の日本限定モデル
セイコーから、JAL(日本航空株式会社)の国際線就航70周年を記念する3種のコラボレーションモデルが発表された。発売は2024年2月9日(金)から。コラボモデルはセイコー アストロン「Nexter(ネクスター)シリーズ」より2種、セイコー プレザージュ「Sharp Edgedシリーズ」より1種の計3種。アストロンからは各500本、プレザージュからは300本、日本限定で販売となる。
1954年、JALは国内の航空会社として、戦後初めて国際線の定期便を運行した。この時運行された国際線は東京=ウェーキ=ホノルル=サンフランシスコ線。なお、現在では64もの国および地域、376の空港にネットワークが展開されている。
就航70周年を記念するコラボモデル3種では、全モデルに共通して、JALのロゴカラーである鮮やかな赤色をアクセントカラーに使用。各所に航空に由来するディテールを盛り込むことで、フライトへの高揚感を表現したモデルに仕上がっている。
GPSソーラー(Cal.5X53)。Tiケース(直径43.1mm、厚さ12.2mm)。10気圧防水。国内限定500本。30万8000円(税込み)。
電波ソーラー(Cal.8B63)。Tiケース(直径42.7mm、厚さ11.4mm)。10気圧防水。国内限定500本。18万7000円(税込み)。
セイコー アストロンのNexterシリーズからは、ブラックダイアルを採用したGPSソーラーモデルおよび電波ソーラーモデルの2種が登場。いずれのモデルのダイアルにも、滑走路のようなアスファルト調の型打ちパターンを施すことで、フライトを目前にした時の高揚感が表現されている。
また、2モデルともに、ベゼルはセラミックス製だ。ベゼル上の表示では、通常の東京(TYO)、ロサンゼルス(LAX)表記から、戦後初のJAL国際線の発着地点である東京国際空港(HND)とサンフランシスコ(SFO)の空港コードへと変更されており、コラボレーションモデルらしい特別仕様が見られる。
いずれのモデルもケースにセイコーの独自表面加工技術ダイヤシールドが施されており、特にGPSソーラーモデルについては「スーパーブラックダイヤシールド」を使用することで、従来の硬質コーティング技術の1.5倍の実用硬度を実現。耐傷性とともに、色ムラのない上質なオールブラックカラーを表現している。また、2モデルとも光の反射を99%抑制する「スーパークリアコーティング」がガラスに施されており、セイコーの、腕時計の実用性を追求するComfotex(コンフォテックス)の技術が反映されている。
一方、セイコー プレザージュでは、Sharp EdgedシリーズからGMTを搭載した機械式モデル1種が限定モデルとして登場する。
自動巻き(Cal.6R64)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。SSケース(直径42.2mm、厚さ13.7mm)。10気圧防水。国内限定300本。18万7000円(税込み)。
本作のダイアルはSharp Edgedシリーズを象徴する「麻の葉紋様」が施されており、JALとセイコーに共通する日本独自の美意識を表現。同時に、精緻で奥行き感のあるホワイトグラデーションカラーは雲のようであり、雄大な空を航行する高揚感を表現している。
ベゼル部の表示板はJALのコーポレートカラーである黒色のアルミニウムを採用。3時位置のパワーリザーブインジケーターとGMT針、ダイヤルリング下部をJALのロゴを想起させる赤に彩ることで、目を引く紅白のコントラストがダイアル全面で演出されている。
なお、全3モデルに共通して、サスティナブルをテーマにした特別仕様の付属品が備わる。ウォッチケースは100%リサイクルナイロンから作られており、トラベルポーチとしても使用できることが特徴だ。
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