セイコーの「プレザージュ」より、限定モデルが2種、登場した。STAR BARのオーナーが、“東京の夕暮れの空”からインスピレーションを得て考案したカクテルがデザインソースとなっている。2モデルともに、文字盤のグラデーションと精緻なパターンによって、徐々に移り変わる空の色と、空に浮かぶ雲の質感を表現している。
東京の夕暮れを表現したカクテルがデザインソース。「STAR BAR」限定モデル
「100年を超える腕時計づくりの伝統を継承し、世界に向けて日本の美意識を発信する」メカニカルウォッチブランドが、「セイコー プレザージュ」だ。このコレクションから、「STAR BAR」のオーナーであり、バーテンダーでもある岸久(きしひさし)が考案したカクテルをデザインソースにした数量限定モデルが2種、登場した。2024年2月9日(金)より発売される。
自動巻き(Cal.4R35)。23石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約41時間。SSケース(直径40.5mm、厚さ11.8mm)。5気圧防水。世界限定9000本(うち国内500本)。7万1500円(税込み)。
(右)セイコー プレザージュ「カクテルタイム STAR BAR限定モデル」SRRW002
自動巻き(Cal.2R05)。21石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径30.3mm、厚さ10.9mm)。5気圧防水。世界限定5000本(うち国内300本)。7万3700円(税込み)。
本作に商品開発アドバイザーとして携わる岸は、東京の銀座、日比谷、そして京都の先斗町と、計4店舗あるSTAR BARを運営する。08年に厚生労働省からバーテンダーとして初めて「卓越した技能者(現代の名工)」の表彰を受け、14年には黄綬褒章を受章した経歴の持ち主だ。
STAR BARのオーナー兼バーテンダー。一般財団法人「カクテル文化振興会」の理事長も務める。2008年にバーテンダーとして初めて「卓越した技能者(現代の名工)」の表彰を受け、2014年に黄綬褒章を受章。日本バースクールの校長を務めるなど、後進の育成にも力を入れている。
日本の素材を巧みに活かしたオリジナルカクテルを創り続ける岸が、セイコー プレザージュのために作った新作カクテルは、「Purple Sunset」と「Pinky Twilight」の2種だ。東京の夕暮れの空にインスピレーションを得ており。時とともに刻々と表情を変えていく空をグラデーションで表した。
これらのカクテルをデザインソースにした限定モデルは、ダイアルのグラデーションと波打つような精緻な模様で、移り変わる空の色とそこに浮かぶ雲の質感を表している。
裏蓋には、数量限定モデルであることを示すLimited Editionの文字とシリアルナンバーが記されており、STAR BAR限定モデルならではのスペシャルボックスも用意されている。
SARY239は世界限定9000本生産で、うち国内での販売は500本。SRRW002は世界限定5000本で、うち国内での販売は300本となる。
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