セイコーは、「セイコーセレクション」の新作として、「2024 Raise the Future Limited Edition」を発表した。日本国内限定での販売だ。ラインナップはソーラークロノグラフモデルとソーラー電波モデルの2種。いずれも成長する木々がデザインモチーフとなっており、2024年2月9日(金)より、ソーラークロノグラフモデルが800本限定、ソーラー電波モデルが600本限定で発売される。
成長する木々をダイアルで表現
「セイコーセレクション」は、腕時計が備える機能、品質、デザインのトータルバランスを重視するユーザーに向けた、セイコーのスタンダードコレクションのひとつだ。その新作として、2024年2月9日(金)より、“Raise the Future=未来を育む”をテーマとした限定モデル、「2024 Raise the Future Limited Edition」が2種、国内限定で発売される。
セイコーは、次世代の人々の、健やかな成長の架け橋となることを目的に、「一般財団法人あしなが育英会」の活動を22年より支援している。今回登場した新作は、この活動の一助としてリリースされる限定モデルの第2弾にあたる。
(左):光発電クォーツ(Cal.V175)。SSケース(直径42.2mm、厚さ12.2mm)。10気圧防水。800本限定。4万4000円(税込み)。
(右):光発電クォーツ(Cal.1B22)。SSケース(直径28.3mm、厚さ9.1mm)。10気圧防水。600本限定。4万1800円(税込み)。
ラインナップされるのは、ソーラークロノグラフモデルと、ソーラー電波モデルの2種。成長する木々という共通するデザイン性を備えているため、ペアウォッチとしても合わせられる2モデルとなっている。
スポーティなソーラークロノグラフモデルは、葉の形を思わせるストライプ模様の型打ちパターンを刻んだ、フォレストグリーンのダイアルが特徴だ。ガラスの表裏両面に光の反射を抑えるスーパークリアコーティングが施されており、際立つダイアルの質感と、クロノグラフモデルらしい視認性の高さが備わっている。
一方、ソーラー電波モデルでは、木々に光が差す様子を、ミントグリーンのグラデーションダイアルで表現。さらに、葉の形の模様をダイアル外周部分に透明印刷することで、成長する木々というデザインモチーフを強調している。また、カーブが付けられたガラスと丸みのあるケースの組み合わせは、手首へ柔らかにフィットするシルエットを作り出している。
いずれのモデルも、多くのセイコーセレクションに採用されているソーラークォーツムーブメントを搭載する。平均月差は±15秒。フル充電時には約6ヶ月間の連続駆動を可能としており、実用に足るモデルに仕上がっている。
なお、セイコーは支援活動の一環として、セイコーセレクションの売上金額の一部を一般財団法人あしなが育英会に寄付している。
事故、災害、傷病などで親を亡くした子どもたちや、障がいなどで親が十分に働けない家庭の子どもたちを、教育面、精神面、経済面で支える民間非営利団体。1993年設立。2021年度には8,000人を超える遺児たちを支援している。
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