2024年、辰年からインスピレーションを受けたロジェ・デュブイは、トゥールビヨンに特化した自社のクラフトマンシップを燃え立たせ、メゾンが宿す豊かな創造性をドラゴンに託して大胆に昇華させた。「エクスカリバー ドラゴン モノ トゥールビヨン」は、大きな飛翔の年へとオーナーを導くことだろう。
立体的に表現されたドラゴン
27 の真鍮製パーツを組み合わせて龍を巧みに表現している。それぞれのパーツの側面は艶やかなブラックラッカーで彩られ、またピンクゴールドでコーティングされた表面には、ポリッシュ仕上げが施された。25 の異なるレベルが重厚感と英気が溢れる立体的な3D ビジョンを生み出し、メゾンならではの独創的なスタイルを表現している。
時計を裏返すと、サファイアクリスタルケースバックの内側に現れるのはメタライズされた流麗な龍の姿。表と裏で呼応するように、その圧倒的な存在感を放っている。フロントダイヤルと精巧に響き合うこの見事なディティールは、どちらから見ても龍神の溢れるほどの豪放なパワーが表現されている。
エクスカリバー ドラゴン モノ トゥールビヨン
手巻き(Cal.RD512SQ)。19石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。ジュネーブシール。18KPGケース(直径42mm、厚さ12.62mm)。100m防水。世界限定28本。3371万5000円(税込み)。
ムーブメントのスケルトン加工には多くの時間を要する。キャリバー内に組み込まれる材料を減らすよう、より時間をかけてフライス加工を施すため、結果としてさらに多くのファセット面が作成される。そのため、仕上げ装飾にもより長い時間が費やされることとなる。
また、ロジェ・デュブイは、フライングトゥールビヨンしか作らない。裏表のブリッジで支えられている普通のトゥールビヨンとは異なり、フライングトゥールビヨンは裏側一点のみで固定されている。視覚的な美しさを持ち合わせながら安定性を確保するためには高度な技術を要する。ジュネーブを拠点とするマニュファクチュール、ロジェ・デュブイは、63 の部品から成る高性能フライングトゥールビヨンを確実に製作可能なメゾンなのだ。
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