LVMH Watch Week 2024で、タグ・ホイヤーが放つ新作モデル。34mmケースの、小径ダイバーズウォッチ「タグ・ホイヤー アクアレーサープロフェッショナル200 ソーラーグラフ」に要注目だ。
新作「タグ・ホイヤー アクアレーサープロフェッショナル200 ソーラーグラフ」
新作見本市「LVMH Watch Week 2024」にて、タグ・ホイヤーから続々と新作モデルが打ち出されている。グリーンカラーをまとった「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ」や「タグ・ホイヤー コネクテッド キャリバーE4」など、代表コレクションの新しい顔ぶれを楽しめる中、同ブランドのダイバーズウォッチラインである「タグ・ホイヤー アクアレーサープロフェッショナル200 ソーラーグラフ」から、34mmという小径ケースの新作モデルが登場している。
ソーラームーブメント(Cal.TH50-00)。SSケース(直径34mm)。200m防水。左、中:26万9500円(税込み)。右:62万7000円(税込み)。
「タグ・ホイヤー アクアレーサープロフェッショナル200 ソーラーグラフ」は、2022年にラインナップに加わった、光発電式のクォーツムーブメントを搭載したモデルだ。光を受けることで駆動するソーラーウォッチは珍しくないが、タグ・ホイヤーはこのソーラーウォッチに、上質な文字盤を与えた。今回リリースされた5種の新作も、そんな文字盤を楽しめる。なにせ、この新作モデルのテーマは、「雪と星明かりをまとう」なのだから。
ソーラーウォッチの多くは、文字盤を透過させることで光を受けてエネルギーにする。よって、ポリカーボネート系の素材などが用いられる。そのため、金属製文字盤のような質感を出しづらいなどといった、意匠の上での制約もあった。しかしタグ・ホイヤーの最新モデルは、5種の、上質な文字盤が採用されているのだ。
ラインナップされたのは、サンレイ加工サテン仕上げのディープブルー文字盤、オーロラーのように発色するポーラーブルー文字盤、そしてマザー・オブ・パール文字盤から3種の、計5種だ。ディープブルーやポーラーブルー文字盤もハイレベルだが、特筆すべきはマザー・オブ・パール文字盤が採用されていることだろう。天然素材であるマザー・オブ・パール自体は光を通さない。しかし、ソーラーウォッチである本作では、この素材を用いながらも、光発電を実現しているのだ。
搭載する光発電クォーツムーブメントは、ラ・ジュー・ペレ製のCal.TH50-00だ。上質な文字盤を用いていながらも、直射日光に約2分当てるだけで、1日分の動力が得られるという、優れた効率性を有している。なお、約40時間日光に当てることで充電がフルになり、光の当たらない環境下であっても、約10カ月間駆動させることができる。
エレガントな意匠と高い機能性を備えた、新作「タグ・ホイヤー アクアレーサープロフェッショナル200 ソーラーグラフ」の登場によって、タグ・ホイヤーのラインナップはいっそうの魅力を増していく。
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