2010年、「クラシック トゥールビヨン」によって、デビューを飾ったローラン・フェリエ。このスモールメゾンの、Head of Productのひとりであるクリスチャン・フェリエが、兵庫県神戸市に店舗を構えるエスパス ド カミネでトークショーを開催する。その概要や、参加方法について紹介しよう。
エスパス ド カミネでローラン・フェリエのトークショーが開催!
ハイレベルなウォッチメイキングと独創性によって、時計市場で独自のポジションを築いているローラン・フェリエ。2010年、同名の時計師とその息子、クリスチャン・フェリエによって立ち上げられたこのブランドに、憧れを抱いている時計愛好家も少なくないだろう。
そんなローラン・フェリエのHead of Productであるクリスチャン・フェリエが、24年2月24日(土)、兵庫県神戸市に位置する時計の正規販売店エスパス ド カミネで、トークショーを開催する。トークショーの後には、ローラン・フェリエの稀少なタイムピースをタッチ&トライする機会も設けられる。
さらに来場特典として、ローラン・フェリエキャップと、ピエール・エルメ・パリのマカロンが進呈される(数量限定)。
この貴重な体験を希望する時計愛好家は、招待枠に限りがあるため抽選とはなるものの、ぜひ参加申し込みされたし。
トークショー概要と応募フォーム
【日時】
2024年2月24日(土)13時〜17時
【会場】
エスパス ド カミネ
〒650-0036 兵庫県神戸市中央区播磨町46ニッケ播磨町ビル
Tel.078-325-3600
【参加費】
無料
【参加者募集期間】
2月15日(木)
【応募専用フォーム】
以下のフォームより、ご応募ください。当選者の発表は、2月17日(土)以降、ご連絡をもって代えさせていただきます。
https://www.kamine.co.jp/appointment/?brand=331&store=9&month=2&day=24
なお、エスパス ド カミネのローラン・フェリエのコーナーは、最近新しくなった。ブランドイメージ同様に、滑らかな石のフォルムからインスピレーションを得た、温かみのある自然素材と結びついた空間となっている。
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貴重なタイムピースが出展!
今回のトークショーには、ローラン・フェリエの貴重なタイムピースの数々が出展される。とりわけ注目すべきは、23年開催のジュネーブ ウォッチ グランプリ(GPHG)でトゥールビヨン賞を受賞した、「グランドスポーツ・トゥールビヨン パシュート」であろう。
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手巻き(Cal.LF 619.01)。23石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約82時間。Tiケース(直径44mm、厚さ13.4mm)。10気圧防水。3179万円(税込み)。
本作は、10年にローラン・フェリエがデビューを飾ったクラシック・トゥールビヨン同様に、裏蓋側にトゥールビヨンのキャリッジを配するという、ユニークな手巻きムーブメントCal.LF619.01を搭載している。しかし、このデビュー作と異なるのが、スポーティーな外装に身を包み、さらにムーブメントもこの意匠に合わせた水平方向のサテンブラッシュおよびルテニウム仕上げがブリッジに施された「グランドスポーツ・トゥールビヨン」によって打ち出されているということだ。
グランドスポーツ・トゥールビヨンは、20年に発表された新コレクションだ。3大耐久レースのひとつとしても数え上げられる、ル・マン24時間レースに、創業者であるローラン・フェリエとフランソワ・セルヴァナンがチームメイトとして参戦してから40周年の節目に誕生した。実は、このブランドの創業者ふたりは、レーサーでもあったのだ。併せて、本コレクションがリリースされたのは、ブランド初のクラシック・トゥールビヨンがリリースされてから10周年でもあった。
創業者が、このレースのサーキットを夜明けにドライブした体験をもとにしたのが、GPHG2023受賞のグランドスポーツ・トゥールビヨン パシュートである。濃淡の異なるサーモンピンクのオパーリン仕上げが施された文字盤は、確かに徐々に太陽が顔を見せる、夜明けのオレンジがかった空を思わせる。
なお、本作以外でも、ローラン・フェリエの数々の名作が一堂に会する。
「クラシック・マイクロローター ブルー」
「スクエア・マイクロローター エバーグリーン」
「スクエア・マイクロローター オータム」
「クラシック・オリジン シルバーホワイトオパライン」
「クラシック・オリジン グラディエントブルー」
「スポーツオート グラディエントブルー」
「クラシック トラベラー」
「クラシック トゥールビヨン」
決して生産本数の多くない、稀少なローラン・フェリエの腕時計を見て、触って、さらにクリスチャン・フェリエによるトークも楽しめるイベントとなっている。
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https://www.webchronos.net/features/32509/