高機能な国産GPSソーラーウォッチ、あるいはソーラーウォッチとして知られるセイコー アストロンより、4種の限定モデルが発表された。“Starry Sky”をテーマとした本コレクションは、明けの明星をイメージしたデザインを有している。
セイコー アストロン“Starry Sky”が登場!
1969年、セイコーはクォーツウォッチ「クオーツ アストロン 35SQ」を、世界で初めて発売した。以来、高精度を追求し続けてきた同ブランドが2012年にこの名前を受け継ぎ、コレクションに加えたのが「セイコー アストロン」である。クォーツウォッチを広く普及させ、世界を変えたセイコーの、第2の革命と称されるこのコレクションは、世界初のソーラーGPSウォッチであった。電波ウォッチはすでに存在していた。しかし、セイコー アストロンは世界中のどこにいてもGPS衛星電波を受信することで時刻修正するGPSウォッチの開発に成功したのだ。
10年以上の時を経て、今やセイコー アストロンのバリエーションは広がり、幅広いユーザーから人気を獲得している。そんなバリエーションのひとつとして22年に登場した「Nexter(ネクスター)」シリーズから、“Starry Sky”と題し、宇宙に瞬く星空をデザインソースとした4種の限定モデルが登場した。
“明けの明星”の情景を表現
「Nexter」シリーズは「Solidity & Harmonic」をコンセプトに、強い意志と調和の精神を合わせ持つ、次世代のリーダーに寄り添う腕時計だ。セイコー アストロンとしての優れたユーティリティーに加えて、エッジの効いたソリッドなケース、そしてケースと優美な一体型フォルムを形成するブレスレットを備えている。今回の限定モデルは、星々の中でも、「最も強い輝きを放つ惑星」と言われる金星が明け方に輝く、“明けの明星”の情景を色彩で表現している。なぜなら力強い金星の輝きを、次世代リーダーの姿に重ねたためだ。
限定モデルは、全部で4種類だ。
GPSソーラーウォッチから2種類登場
GPSソーラー(Cal.5X53)。Ti+スーパーブラックダイヤシールドケース(直径42.7mm、厚さ12.2mm)。10気圧防水。世界限定1200本。33万円(税込み)。
GPSソーラー(Cal.3X62)。Ti+スーパーブラックダイヤシールドケース(直径41.2mm、厚さ12mm)。10気圧防水。世界限定1200本。27万5000円(税込み)。
GPSソーラームーブメントを搭載した限定モデルは、2種登場した。GPS衛星電波を受信すれば、どこでもタイムゾーン修正が行われる。また、1日に最大2回、自動時刻修正を行うスーパースマートセンサーも搭載している。なお、Cal.5X53を搭載したRef.SBXC145は、手動を除くタイムゾーン修正に成功すると、その地域のサマータイム(DST)の実施情報を反映した時刻が表示される。
シンプルなソーラー電波ウォッチからも2種登場
GPSソーラー(Cal.8B63)。Tiケース(直径41.3mm、厚さ10.6mm)。10気圧防水。日本限定400本。14万8500円(税込み)。
GPSソーラー(Cal.7B72)。Tiケース(直径39.6mm、厚さ9.5mm)。10気圧防水。日本限定400本。14万8500円(税込み)。
ソーラー電波受信機能を搭載したモデルからも、2種が登場している。日本を含む、世界の5カ国の標準電波を受信し、時刻修正するこの機能も、高精度ウォッチを代表する。標準電波を受信できない地域であっても、平均月差±15秒の携帯精度のクォーツウォッチとして、利便性を発揮してくれる。
明けの明星が確認できる、夜明けの空に浮かぶ星々の情景をイメージするため、オールブラックのチタン製ケース、ブレスレットにディープブルーのラメ入りグラデーションダイアルが備わった。インデックスや針、フランジに取り入れられたゴールドカラーが、力強い金星の輝きをほうふつさせる。
暗所での視認性を確保する蓄光塗料も限定モデルならではの特別仕様となり、レギュラーモデルにはない、ブルーに発光するルミブライトを備えている。
発売予定は2024年3月8日(金)から。GPSソーラーウォッチのモデルが世界限定1200本、ソーラー電波ウォッチのモデルが国内限定400本の販売となる。
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