スタジオジブリの「風の谷のナウシカ」。この不朽の名作にインスピレーションを受けた、「セイコー プレザージュ」が登場する。細部にまで作品の世界観を反映させた本作は、世界限定1500本生産のうち、国内での販売は600本となる、数量限定モデルだ。発売予定日は2024年3月8日(金)から。
セイコー プレザージュと「風の谷のナウシカ」のコラボレーションモデルが登場!
「セイコー プレザージュ」は、2024年3月8日(金)、スタジオジブリの不朽の名作「風の谷のナウシカ」にインスピレーションを受けた数量限定モデルを発売する。世界限定1500本の生産で、そのうち国内での販売は600本だ。
自動巻き(Cal.6R51)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径40.5mm、厚さ12.4mm)。10気圧防水。世界限定1500本。22万円(税込み)。
セイコー プレザージュとスタジオジブリの「日本の真摯なもの作り」という思想に基づいたコラボレーション第3弾となる本作は、これまでのモデル同様、名作の世界観が存分に落とし込まれている。というのも、現代のオートメーション化によって製造されるような工業製品とは異なる、ナウシカが使用した道具や機械を参考にした外装を備えているのだ。
この世界観が表れているのが、丸みを帯びたケースであろう。直径40.5mm、厚さ12.4mmのステンレススティール製ケースは、ツヤのないヴィンテージ風の加工が施されており、使い込まれた道具間が演出されている。とはいえ技術は現代的で、セイコーのダイヤシールドによって、小傷が付きづらくなっている。また、大ぶりのリュウズは、小型グライダーのメーヴェで走行する時など、グローブを着用したナウシカが操作しやすいよう配慮された。リュウズにセットされたブルーのガラスは、“王蟲(オーム)”の目がモチーフとなっている。
ダイアルは、作中でナウシカが着用している青い服の色合いを、琺瑯職人の横澤満監修のもと、柔らかい光沢と温かみのあるブルーの琺瑯で再現された。ダイアルに映えるホワイトカラーの時分針は、分針を長くすることで判読性をさらに高めている。ゴールドカラーの秒針も、全体にアクセントを添えるだろう。6時位置にはナウシカの服の紋章が描かれており、コラボレーションモデルの特別感をいっそう押し上げている。
搭載されるムーブメントは、セイコーの高性能メカニカルCal.6R55から、カレンダー機能を取り除いたCal.6R51だ。カレンダー機能がないことで、盤面いっぱいに「風の谷のナウシカ」の世界観が広がる。
シースルーバックからは、ゴールドカラーのローターの動きを楽しむことができる。さらに、サファイアクリスタル製ガラスには、腐海の深部から植物が芽生え、地球が浄化されていくことを想像させる作品のラストシーンが描かれた。
牛皮革のストラップも特別仕様だ。持続可能なレザー生産を目指す、LWG(レザーワーキンググループ)の認証を取得したタンナーで生産されたレザーを採用しているのだ。なお、裏側には「王蟲」を刻印するという、遊び心あふれる仕様も見られる。
映画のワンシーンがプリントされた、限定モデルならではのスペシャルボックスで販売されるというのも、この作品のファンにとってはうれしい仕様だ。宮崎駿監督の、「時間にしばられずに生きましょう」というメッセージが表記されたカードも付属する。
税込み定価は22万円。作品の世界観はもちろん、実用性に優れた腕時計としても楽しめる特別モデルだ。
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