セイコー アストロン「Nexter」シリーズより、ブランド100周年記念限定モデルを含む新作が登場！

セイコー アストロン「Nexter」シリーズに、新型GPSソーラームーブメントを搭載した新作が加わった。　同ブランド初となる1/20秒ストップウォッチ機能を備えた本作は、数量限定モデル1種とレギュラーモデル3種のラインナップ。いずれも、2024年6月21日（金）に発売が予定されている。

さらなる進化を続けるセイコーアストロン

　世界初のGPSソーラーウォッチとして2012年に誕生したセイコー アストロン。ブランドの先進性を象徴するスタイリッシュなデザインを持つ「Nexter」シリーズから新作4種が登場した。

　本作の最大の特徴は、新型GPSソーラームーブメントCal.5X83を搭載していることだ。Cal.5X83はデュアルタイム機能と、同ブランドでは初の採用となる1/20秒ストップウォッチ機能を備えている。また、センターの時分針で示す時刻と、6時位置のインダイアルによる第2時間帯を入れ替えて表示するタイムトランスファー機能の大幅な短時間化や、充電効率の向上など、従来からあった機能面でも、進化を遂げている。

セイコーブランド100周年を記念した限定モデル

　今回発売された新作のうち、限定モデルは、セイコーブランド100周年を記念して製作された。世界限定1000本生産となっている。

　セイコーウオッチの創業者である服部金太郎の信条「常に時代の一歩先を行く」を体現し、輝き続けるあまたのプロダクトに想いをはせた本作は「輝き」をコンセプトとしており、人工衛星から見た地球の情景から、着想を得ている。

　スーパーブラックダイヤシールドが施されたチタンとセラミックスによって作られる、オールブラックのケース、ブレスレットに、さらにイエローゴールドカラーの差し色を加えることで、漆黒の空間に浮かび上がる煌びやかな夜の地球の美しさをほうふつさせる。

　なお、レギュラーモデルにはない、限定モデルならではのディテールとして、多面カットを施したセラミックスと多角形状の飾り縁を組み合わせたベゼル、艶やかなセラミックスを使用したブレスレット中央部とリュウズ、放射線状パターンを施したダイアルが挙げられる。

　また、ゴールドカラーの裏蓋は中央に服部金太郎が1900年に登録した商標「丸角Sマーク」があしらわれ、マークを取り囲むように服部金太郎の理念「ONE STEP AHEAD OF THE REST」と「KINTARO HATTORI」の文字がマーキングされている。

　さらに、付属品として付け替え用のシリコン製ストラップと丸角Sマークのピンバッチを同梱した専用ボックスも用意されており、記念モデルならではの特別感あふれるモデルとなっている。

アクティブでスポーティーな雰囲気を持つレギュラーモデル

　レギュラーモデルは3カラーでの展開だ。ブラックとホワイトシルバーのダイヤルをそれぞれ採用したモデルとオールブラックのモデル1種となる。

　本作では、ベースダイアルとサブダイアルの色が異なるコントラストの効いたダイアルカラーを採用。このダイアルは、新ムーブメントCal.5X83が、従来のモデルより効率的に光をエネルギーとして充電できるようになったことで実現できた配色である。

　セラミックスとチタンの2重構造となったベゼルには、“CHRONOGRAPH”の文字とアラビア数字をマーキングされた。スポーティーな雰囲気が存分に醸し出されている。

　手首になじむ低重心のケースはチタンの軽量さも相まって快適な装着性を実現し、反射の少ないサファイアクリスタルガラスで高い視認性も確保する。

　いずれも2024年6月21日（金）発売予定だ。