堅牢かつ高い信頼性を備えた、プラクティカルな機械式時計を展開するボール ウォッチは、「ロードマスター マリンGMT」の新作モデルを発表した。本作は、特許取得をしたプッシュボタン式GMT針クイックセット機能を備え、異なるタイムゾーンを表示する副時針(24 時間針)を自在に動かすことができる先進的なタイムピースである。従来のモデルと異なる特徴が、稀少かつ高価なメテオライト(隕石)を文字盤に使用している点であり、ボール ウォッチでも採用例が少なく、特別なデザインとなっている。希望小売価格は55万円(税込み)で、日本公式オンラインブティック(https://www.ballwatch.co.jp/series/dg3000a-s10cj-msl/)でのみの販売となる。
ボール ウォッチ「ロードマスター マリン GMT」
「ロードマスター」シリーズ随一の人気を誇る「ロードマスター マリン GMT」の新バリエーションにあたる本機は、文字盤にメテオライトを使っていることが最大の魅力だ。メテオライトは宇宙から地球上に飛来した天然物質であり、成分や構造によって個体差がある。そのため同じパターンやカラーが存在せず、文字盤素材に用いると美しいうえ独特な表情が生まれ、強い個性を求めるコレクターには特に人気が高い。またメテオライトは希少価値が高く、パワーストーンとしても人気を集めている。
複雑な機能を簡単な操作で
自動巻き(Cal.RR1203-C)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。C.O.S.C.認定クロノメーター。5,000Gs(高さ1.0mから自由落下にて木の床に落とした時に受ける衝撃と同等の衝撃テストを実施)。Tiケース(直径40mm、厚さ14mm)。メテオライト(隕石)文字盤。300m防水。世界限定1000本。55万円(税込み)。
利便性に優れるGMT 表示は、通常はリュウズを使って24 時間針を調整するところを、ケース左サイドに設置されたふたつのプッシュボタンで行う。先端をスケルトン加工した24 時間針は、8 時位置ボタンで1 時間戻り、10 時位置ボタンで1 時間進む。この特殊な機構はボール ウォッチR&D 部門「パトリック・ラボ」の責任者で、同社初の自社ムーブメントを開発したフィ・ヴァン・トランが開発を担当。Cal.SW220-1をベースに独自のモジュールを組み合わせることで実現した。なお、プッシュボタンはわずかに回転させることでロックおよびアンロックができる仕組み(1 クリック=60°/6 クリックで1 回転)になっており、誤って押してしまうことを防ぐほか、防水・防塵の観点からも安心の設計となっている。リュウズは最大2 段引きで、1 段目で日付と曜日を、2 段目で時刻を調整可能だ。
時刻の読み取りを助ける自発光マイクロ・ガスライト
そのほか、軽量かつサビに強いチタンケース、アメリカ海軍兵の着用を想定した屈強な300m 防水、機械式時計では珍しい耐衝撃構造(5,000Gs)、高精度の証明といえるスイスC.O.S.C.認定クロノメーターの高精度ムーブメント、ビジネスシーンで役立つ日付&曜日表示、24 時間を昼夜で色分けした蓄光付きのセラミックトップ・ベゼル、強い太陽光の下でも視認性をキープする反射防止加工を施したサファイアガラス風防、暗闇における時刻の読み取りを助ける自発光マイクロ・ガスライトなど、ボール ウォッチが持てる数々の最新スペックを搭載。宇宙からの贈り物であるメテオライトを文字盤いっぱいに使った、万能タイプでありながら個性の光るGMT ウオッチの誕生である。
短針の単独調整が可能
両方向に回転する24時間表示のセラミック・トップベゼルは、日中の時間帯をブルー、夜間の時間帯をブラックとし、24 時間で1 周するスケルトンデザインの GMT 針との併用によってグリニッジ標準時またはホームタイムとは異なる3つ目のタイムゾーンを表示できる。一方の短針は、ケース左サイドに設置されたふたつのプッシュボタン(10 時位置ボタンで1 時間毎進み、8 時位置ボタンで1 時間毎戻る)で単独調整が可能だ。そのため渡航先で素早くローカルタイムに合わせることができる。このクイック設定機能は、ボール ウォッチ R&D 部門「パトリック・ラボ」の責任者であるフィ・ヴァン・トランが開発した革新的なメカニズムである。各ボタンはわずかに回転(1 クリック=60° / 6 クリックで1 回転)することで、アンロックとロックが交互に入れ替わる仕組みになっており、誤操作を防ぐほか、防水・防塵の観点からも安心の設計だ。リュウズは最大2段引きで、1 段目は日付の調整、2 段目は秒針以外が連動して動く時刻の調整のポジションとなっている。
同一価格帯で抜きんでたディテール
300m防水、耐衝撃構造(5,000 Gs)といったハイスペックながら、厚さ14mmに抑えられたケースや、強い太陽光の下でも視認性を保つ反射防止加工済みのサファイアガラス風防、高精度の証明であるスイスのC.O.S.C.公認クロノメーターの取得、ビジネスタイムに役立つ日付表示など、ユーザビリティを追求した基本性能の高さも特徴だ。もちろんボール ウォッチのシンボルである自発光マイクロ・ガスライトを針・文字盤に備え、セラミック・トップベゼルの目盛りには蓄光型のスーパールミノバをコーティングし、暗闇での視認性を十分に確保している。
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