ミラノデザインウィーク2024 のパネライポップアップで『サブマーシブル ルナ・ロッサ』がデビュー

パネライの新作『サブマーシブル ルナ・ロッサ（ PAM01579 ）』が、ミラノデザインウィーク中のパネライ ポップアップで先行発売された。ベゼルに硬質な新素材、マットセラミックを使用したサブマーシブルは、パネライの貪欲な技術革新を証明するものだ。2024 年6 月から全世界で展開される予定。

　2019 年に初めてルナ・ロッサ プラダ ピレリの公式スポンサーとなり、2021 年オークランドのハウラキ湾で開催されたプラダ提供の第36 回アメリカズカップにて、パネライとプラダ セーリング チームとの絆が最高潮に達した。この6 年間のパートナーシップを通じて、ルナ・ロッサ プラダ ピレリのフィードバックから、あるいはアメリカズカップ出場艇で使用された技術や素材からインスピレーションを得て、パネライはテクニカル ウォッチのコレクションを絶え間なく開発し、究極の挑戦に向けて新作を毎年発表してきた。

サブマーシブル ルナ・ロッサ(PAM01579）

　『サブマーシブル ルナ・ロッサ PAM01579』は、競技世界での技術革新と不屈の精神からインスピレーションを受けている。42mm サイズのサテンスティールケースには、逆回転防止ベゼルが備わっている。様々なアクシデントにさらされ、損傷を受ける可能性があるベゼルには、傷に対する耐性が特に高いブラックのマットセラミックディスクが採用された。このベゼルの堅牢性がスティールケースを補完し、サブマーシブル ルナ・ロッサの耐久性を高めてくれる。防水機能は30気圧(300m防水) で、明記された防水機能の値より最大25% 高い圧力をかけてテストを行い、パネライの厳しい基準を満たしている。

P.900 ムーブメント

　この時計には、信頼性と信頼性で知られ、3 日間のパワーリザーブをもつ自動巻き P.900 ムーブメントが搭載されている。P.900 は、驚くほど合理化されたプロポーションの範囲内で様々な働きをする。直径は12 1/2 リーニュ(28mm)、厚さはわずか4.2mmで、このムーブメントは、パネライの自動巻きキャリバーの中で最も薄いものの1 つである。3 日間のパワーに必要なエネルギーは、両方向巻き上げ式のローターによって供給され、シングルバレルに蓄えられる。毎時28,800 回振動するテンプは、バランスコックにより確実に固定されている。キャリバーには正確な時刻設定を可能にするストップセコンド機能が装備されている。

視認性の高いホワイト文字盤

　洗練されたマットホワイトのグレインダイヤルは、最初にダイヤルをプレスして表面に粒子状の効果を出し、次にホワイトのワニスラッカーで仕上げている。ルナ・ロッサのロゴ、ドットとバーの夜光アワーマーカーで装飾され、3 時位置に日付ウィンドウ、9 時位置にスモールセコンドのサブダイヤルが配置され、あらゆる条件下での視認性を高めている。針にもスーパールミノバ® が施され、ルナ・ロッサの練習艇からインスピレーションを得た小さな赤い秒針が、この作品のデザインとカラーリングを完成させている。ねじ込み式のケースバックは、高度な防水性を確保するのに役立つステンレススティール製で、「豚」の異名をもつ低速潜水艇のイメージが刻まれている。これは、1940 年代にパネライ製の計器を装着して海中で任務を遂行した、イタリア海軍の特殊部隊へのオマージュである。

インターチェンジャブルストラップ

　パネライの革新は、素早く簡単に交換可能なストラップ システムにまで及んでいる。付属のツールで時計から簡単にストラップを着脱することができる。バイマテリアルストラップはルナ・ロッサ艇を彷彿とさせるグレーのトーンと印象的な赤のアクセントが特徴だ。スペアのブラックラバーストラップは、より落ち着いたルックスを完成させる。