腕時計のセレクトショップTiCTAC(チックタック)が、「セイコー 5スポーツ」の別注モデルとして、1980年代の「4thダイバー」の中でも“オレンジボーイ”として親しまれたダイバーズウォッチから着想を得た限定モデルを発売する。
チックタックが「セイコー 5スポーツ」の別注モデルを発表
全国展開する腕時計のセレクトショップTiCTAC(チックタック)が、リーズナブルな機械式時計をラインナップするカジュアルウォッチブランド「セイコー 5スポーツ」の別注モデルを発表した。着想元となったのは、1980年代の「4thダイバー」と呼ばれるダイバーズウォッチである。
4thダイバーとは、セイコーの空気潜水用ダイバーズウォッチ第4世代を指し、それまでの4時位置のリュウズと、ケースのシルエットと一体化したリュウズガードなどが特徴のモデルだ。モデル後期では丸形のインデックスが与えられたが、発売初期はシャープな四角型インデックスが特徴のモデルであった。また、型番に由来する「SKX」の愛称や、それまでの3rdダイバーに比べてコンパクトなシルエットであったことから「ボーイ」(ブラックダイアルモデルはブラックボーイ)という愛称でも呼ばれ、長年にわたって愛されていた。
自動巻き(Cal.4R36)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約41時間。SSケース(直径42.5mm、厚さ13.4mm)。10気圧防水。TiCTAC限定販売。4万1800円(税込み)。2024年5月10日発売予定。
今般発表された別注モデルは、その四角型インデックスを備えた初期モデル、特にオレンジダイアルの「オレンジボーイ」からインスピレーションを得たモデルとなっている。特徴的なSKXのシルエットや針形状はそのままに、オリジナルモデルに対してインデックスを立体的なものとし、質感を高めた仕上がりとなっている。また、ブレスレットは初期モデルで見られた三連タイプを踏襲している。裏蓋はシースルーバック仕様で、搭載されるCal.4R36を鑑賞可能となっている。
また本作の購入特典として、数量限定の「セイコー 5スポーツ オリジナルソックス」が付属する。
そのコンパクトさやシンプルな外観から、ストリートファッションや日常に活躍するツールウォッチとして親しまれた4thダイバー。本作は、オリジナルモデルのテイストを色濃く反映したモデルとして、ファンに歓迎されることだろう。
https://www.webchronos.net/news/113011/
https://www.webchronos.net/features/113784/
https://www.webchronos.net/features/111764/