タグ・ホイヤーは18Kローズゴールド製ケースを採用した「タグ・ホイヤー カレラ スキッパー」を発表した。グラスボックスデザインに、レガッタ競技用のカラフルなインダイアルが映える腕時計で、昨年発表されたモデルのケース素材違いのバリエーションだ。
エレガンスなローズゴールド製ケースを用いた「タグ・ホイヤー カレラ スキッパー」
タグ・ホイヤーは18Kローズゴールド製ケースの「タグ・ホイヤー カレラ スキッパー」を発表した。昨年発表されたステンレススティール製ケースを用いたタグ・ホイヤー カレラ スキッパーのケース素材違いだ。
自動巻き(Cal.TH20-06)。33石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約80時間。18KRGケース(直径39mm)。100m防水。269万5000円(税込み)。
カレラ誕生60周年を記念して発表されたグラスボックス型のデザインに、レガッタ競技のための5分ごとに色分けされた15分計レガッタカウンターと、12時間積算計のインダイアルを備えたモデルだ。
1968年に発表されたオリジナルの「スキッパー」(Ref.7754)のように、9時位置の12時間計はティールグリーンが配され、3時位置にある15分計は5分ごとに、深いグリーン、ティールグリーン、オレンジに色分けされている。クロノグラフ秒針には鮮やかなオレンジが採用された。なお、海の色であり青の補色でもある際立つオレンジは、海洋業界で長年使用されてきた色だ。
ムーブメントにはCal.ホイヤー02をレガッタ計時用に調整した自動巻きCal. TH20-06を搭載。ケースの素材には18Kローズゴールドを用い、サテンとポリッシュ仕上げが施されたラグジュアリーなものだ。
タグ・ホイヤーとイントレピッド号の関係
タグ・ホイヤーはモータースポーツとの関係性を連想させるモデルが多く存在する。一方で、マリンスポーツとの関係も深い。ホイヤーは高級スポーツ用品店であった頃のアバクロンビー&フィッチと業務提携をしていたことがあり、その縁からヨット競技レース、アメリカズカップに出場し優勝したイントレピッド号をサポートしていた。
スキッパーの3時位置にある、レガッタカウンターのインダイアルの配色は、イントレピッド号にちなんだものだ。深いグリーンはリグ(艤装)から、ティールグリーンはデッキから採用されている。
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