コレクターの間では「グリーンドラゴン」として知られるストリームライナー・センターセコンド マトリックスグリーンが、印象的な「パープルヘイズ」のダイアルを備えた新しいモデルを携えて待望の復活を遂げる。2020 年に発売されたグリーンドラゴンは広く称賛を浴び、瞬く間にブランドを象徴する存在となった。多くの需要があったにもかかわらず、H. モーザー は、受注を中断して、透明なラッカー仕上げのロゴや新しい自動巻きキャリバー HMC201 の開発を含む、この時計の美しさや機能をさらに進化させることにした。このアップデートはコレクターの期待を凌駕し、さらなる興奮を呼び覚ますだろう。
ストリームライナー・センターセコンド マトリックスグリーン
自動巻き(Cal.HMC 201)。27石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約3日間。マトリックスグリーンのフュメダイアル。SSケース(直径40mm、厚さ12.1mm)。H. Moser & Cie. の刻印が施された18K ゴールド製ローター。12気圧防水。391万6000円(税込み)。2024年7月発売予定。
時、分、秒針。クラシックの定番である 3 針は時計の価値を高めるディテールであるだけに、極めて高度な専門技術を要する。調和の鍵となるのはバランスのとれた正確なプロポーションで、ストリームライナー・センターセコンドはその理念を完璧に満たしていると言えるだろう。直径 40.0mm、12 気圧防水のクッション型ステンレススチールケース、ラグのない完全な一体型ステンレススチール製ブレスレットにより、人間工学に基づくデザインとなっている。
ストリームライナー・センターセコンド パープルヘイズ
自動巻き(Cal.HMC 201)。27石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約3日間。パープルヘイズのフュメダイアル。SSケース(直径40mm、厚さ12.1mm)。H. Moser & Cie. の刻印が施された18K ゴールド製ローター。12気圧防水。391万6000円(税込み)。2024年9月発売予定。
モーザーのケースならではの伝統的な形状にならい、ミドルケース部分はくぼみ、側面にはサテン仕上げ、ケース表面にはブラシ仕上げとポリッシュ仕上げが交互に施されている。トップ部分はわずかにドーム型になったサファイアガラスで覆われ、裏面も同じようにシースルー ケースバックである。一体型ステンレススチール製ブレスレットの曲線は、そのまま手首のラインに沿うように優雅なアーチを描いている。非常に複雑な構造のブレスレットだが、きわめて滑らかなラインを備えている。すべてのリンクは、可動するように連結され、縦方向のブラシ仕上げにポリッシュ仕上げの表面を組み合わせた穏やかな波のフォルムとなっていて、全体にしっくりと馴染む柔軟性も備えている。
ストリームライナー・センターセコンド
バランスのとれたプロポーション、流れるようなフォルム、高級感のある仕上げ。ストリームライナー・センターセコンドは、すべてのパーツが完璧に調和している。時計コレクターであれば、ケースを美しく引き立てるマトリックスグリーンのフュメダイアルに見覚えのある方もおられるだろう。オリーブグリーンの複雑な色合いが、モデルの放つ時代を超越したエレガンスを完璧なものへと高めているモデルだ。このストリームライナー コレクションに「パープルヘイズ」と名付けられた、青みを帯びた鮮やかなパープルの新色が加わる。グリーン、パープルのどちらのダイアルにも、クリアラッカー仕上げのブランド ロゴが秘密の署名のようにあしらわれ、2つのセクションに分かれた立体的な時針と分針には、スーパルミノヴァ® を注入した革新的なセラミック化合物であるグロボライト® のインサートが配されている。
キャリバー HMC 201
ストリームライナー・センターセコンドの心臓部で時を刻むのは 100% スイス製の自社製機械式ムーブメント、HMC 201 自動巻きキャリバーだ。このムーブメントは HMC 200 の後継にあたり、ブリッジに部分的にスケルトン加工を施すことでさらに開口部が広がって内部の機構がよく見えるようになり、現代的なアンスラサイトグレーの仕上げと相まって巧みな進化を遂げている。開口部からは、輪列、センターセコンドとラチェット式両方向自動巻きシステムの歯車を眺めることができ、ローターにはそれを妨げないように面取りが施されている。パワーリザーブは約3 日間だ。まさに、疑う余地のない H. モーザースタイルの高級時計である。
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