Photo credits are: Alex Profit
2017年3月9日から19日までの間、「エルメスの手しごと」展が東京・表参道にて開催される。「エルメスの手しごと」展は、クラフツマンシップを讃えるイベントとして、2011年に誕生して以来、世界各都市にて開催されている。エルメスのさまざまな職人たちがアトリエを飛び出し、その仕事、熟練の技、そして情熱を身近に感じることができるイベントとなっている。
今回、初の東京開催となる表参道の会場では、メゾンに受け継がれる10種類の手しごとのコーナーを設け、フランスから来日した職人たちのデモンストレーションが行われる。さまざまな素材を、バッグ、鞍、カレ(シルクスカーフ)、ネクタイ、ジュエリー、時計、手袋などのオブジェに変身させる職人の手しごとの数々を堪能することができる。また、1586年に創業し1989年よりエルメスグループの一員であるクリスタルメゾン、サンルイ(Saint-Louis)のコーナーでは、360°VR映像を用いて、伝統の仕事の数々を発見する旅の体験も楽しめる。イベント全体を通して、“職人”という言葉の背景にあるストーリーや多様な技について新たな発見に出会えるだろう。
なお、表参道の会場と呼応する形で、銀座メゾンエルメスでは「エルメスの手しごと」展“メゾンへようこそ”も開催される。職人や手しごとに関連する映画の上映、トークセッション、ワークショップなどさまざまな参加型のプログラムが用意されており、「エルメスの手しごと」展をさらに深く体験できる場となっている。表参道と銀座へ足を運び、豊かなエルメスの世界観とクラフツマンシップに触れてみては如何だろうか。
エルメスの手しごと展 “アトリエがやってきた”
会期:2017年3月9日(木)~19日(日) ※3月13日(月)休
時間:11:00~19:00(最終入場は18:30)
会場:表参道ヒルズ 本館B3F スペース オー
住所:東京都渋谷区神宮前4丁目12番10号
入場料金:無料
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