オリス創業120年を祝う記念モデル「ヘルシュタインエディション2024」が発表された。ブランド初となるオールブラックモデルだ。レギュラーベゼルを備えるダイバーズ65としては初のキャリバー400搭載モデルである。キャリバー400は約120時間のロングパワーリザーブや、高い耐磁性能を備える高性能なムーブメントだ。この腕時計は世界限定250本である。
漆黒の「ダイバーズ65」、記念モデルにて登場
創立120周年を迎えるオリスは、記念すべき年を祝うスペシャルモデル「ヘルシュタインエディション2024」を発表した。レトロな外観を持つ「ダイバーズ65」をベースに、オリスとして初めてのオールブラックに仕立てたモデルである。また、レギュラーベゼルのダイバーズ65に、自社ムーブメントのキャリバー400を搭載する初のモデルだ。
オリスは過去5年間にわたり、創立記念日となる6月1日にヘルシュタインエディションとしてレギュラーラインナップにはないモデルを発表してきた。120周年となる本年は特に特徴的なデザインだ。オリス初のオールブラックモデルである。レトロスポーツウォッチであるダイバーズ65をベースとしているモデルだ。
自動巻き(Cal.400)。21石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約120時間。SSケース(直径40mm)。100m防水。世界限定250本。66万円(税込み)。
直径40mmのステンレススティールケース、ベゼル、リュウズ、尾錠だけでなく、時分秒針、インデックス、ダイアル、日付表示、蓄光塗料、ラバーストラップのすべてがブラックの腕時計だ。ムーブメントはキャリバー400を搭載。約120時間のロングパワーリザーブ、耐磁性能を備えている。ミニッツスケールが配されたレギュラーベゼルのモデルに、このキャリバーは初搭載となる。
キャリバー400搭載モデルは、10年間のメンテナンスが不要とブランドは表明している。さらに、マイオリスに登録することで10年間の保証が付く。長く愛用できる腕時計だ。
オリスブティックおよびオリス公式オンラインショップで販売予定だ。世界限定250本を予定している。
スイス北部の星、オリスとは
オリスは、1904年6月1日にスイスのヘルシュタイン村で2名の時計師が起業した。ヘルシュタイン村は、スイスの時計産業の中心地である南西部から離れた北部に位置する。創業者二人は独立心が強く、ヘルシュタイン村で最新の技術と製造工程によって、最適な価格で高品質な時計の製造を目指したのだった。
オリスというブランド名は、工房の近くに流れる小川にちなみ名付けられた。創業者の精神は現在にも受け継がれており、オリスは独立性を維持しつつ、最新のキャリバー400を含め、280以上の日常使いで楽しめるムーブメントを、自社開発してきた歴史を持つ。
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