ヴァシュロン・コンスタンタンのヴィンテージ世界を堪能する「レ・コレクショナー」展を銀座で開催

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2024.06.23

2024年6月29日(土)から7月9日(火)まで、ヴァシュロン・コンスタンタンのヴィンテージ ウォッチを実際に見て購入できる、恒例の「レ・コレクショナー」展が開催される。また、「レ・コレクショナー」の一部を、ヴァシュロン・コンスタンタン公式ウェブサイトにて閲覧ができるようになった。

ヴァシュロン・コンスタンタン SALON 1755 GINZA と公式ウェブサイトでは、「レ・コレクショナー」のセレクションを随時更新している。本コレクションに興味を持たれる全てのお客様は、気軽にお問い合わせいただきたい。

「レ・コレクショナー」展

開催期日;2024年6月29日(土)~7月9日(火)
開催場所:ヴァシュロン・コンスタンタン SALON 1755 GINZA
住  所:東京都中央区銀座7-8-8
電話番号:0120-63-1755
営業時間:12時~20時

クロノグラフ腕時計、18Kピンクゴールド製、シルバートーンの文字盤(リファレンス4072)1945年

レ・コレクショナー

ヴァシュロン・コンスタンタンのクラシック・クロノグラフは、常にコレクターの間で高い人気を誇ってきた。その中でもモデル4072 は、モデル4178 と6087 とともに最も有名なモデルのひとつである。1930 年代末に発表されたこのクラシックなクロノグラフは、1970 年代初頭まで製造された。このタイムピースには、テレメータースケールが搭載されていて、音速を基準にしたスケールで、発生地点からの距離を簡単に測定することができる。本品はキャリバー13“”“”434 を搭載しており、492 とはカップリング・ヨーク、調整インデックス、テンプ・コックの形状が異なる。

ヴァシュロン・コンスタンタンのヘリテージ部門の専門家たちは、独自のネットワークを使ってヴィンテージのタイムピースを収集している。ヴァシュロン・コンスタンタンが集めたアーカイブには、1755年 にジャン=マルク・ヴァシュロンが署名した見習い養成の契約書に始まる、3 世紀にわたるメゾンの歴史が蓄積されている。このアーカイブはすべて並べると420 メートルにもおよぶ、最初の資料、これらの販売台帳、製造台帳、通信書簡や他の図像などの資料、18 世紀から今日までの約1600 点のタイムピースで構成されている。

メゾンの専門家はこの豊富な資料を基に、1755 年以降メゾンの工房で製作されたすべてのタイムピースのトレーサビリティを保証することが可能だ。ヴィンテージ時計を入手後、最初に行う作業はケースとムーブメントのシリアル番号と、メゾンの鑑定用アーカイブの記録を照合することである。

「クロノメーター・ロワイヤル」、18Kイエローゴールド製「バットマン」モデル、サンバーストサテン仕上げのギルト文字盤(リファレンス6694)1970年

レ・コレクショナー

“クロノメーター・ロワイヤル”は、ヴァシュロン・コンスタンタンが1907 年に登録した商標だ。もともとは南米の気候的制約(ブラジルとアルゼンチン)に耐えるために制作された。最初の懐中時計モデルは、堅牢で不浸透性のケースを備え、ムーブメントを埃や湿気から保護していた。最初の「クロノメーター・ロワイヤル」は1953 年に発表された(モデル4907)。1907 年に発表されたオリジナル・バージョンにインスパイアされ、同じ特徴(堅牢性、耐塵性、耐湿性、視認性、精度)を備えている。1957 年の広告でクロノメーター・ロワイヤルは「天文台の試験で勝利を収めたクロノメーターを製作したヴァシュロン・コンスタンタンの専門家が、要求の厳しい顧客のために製作した気品ある時計」であると述べている。 1962 年に発表されたこのリファレンス6694 は、そのユニークな形状のラグから「バットマン」の愛称で親しまれ、ヴァシュロン・コンスタンタン初の自動巻きキャリバー、調整可能な慣性テンプを搭載したキャリバー K1072 を搭載している。このキャリバーは、摩擦を最小限に抑えるルビー製軸受けを備え、当時最高の自動巻きキャリバーのひとつとされ、ジュネーブ・シールが刻印されている。 「クロノメーター・ロワイヤル」の称号は、その象徴的なデザインとして洗練されたデザインのディテールと相まって、精度、正確さ、性能を保証するものだ。

歴史的・技術的な専門技能

 修復の過程では、文字盤の腐食、針の欠如、歯車の歯面の摩耗、微細な腐食のある香箱主ゼンマイなど、実に様々な事態に直面することがある。タイムピースは、その製作年代に応じてマニュファクチュールの3つの工房に振り分けられ、メゾンの創業から現代にいたるまであらゆる時計を修復できる技術をもつ時計師たちの手で修理される。

 修復に携わる時計師たちの最大の目標は、先人の仕事を尊重しつつ、時計のオリジナリティを保持した状態で現代でも使用できる状態にすることだ。必要とあらば、ムーブメントの構成部品を新たに作り直すことができるよう、製作当時の部品のストックや当時使用されていた機械もメゾンで所有している。さらに大掛かりな修復が必要な場合は、修復過程を後世に残すため、どういった作業を施したのかをつぶさに記録し、冊子にしてお客様に手渡しする。

 「レ・コレクショナー」のタイムピースはこうした過程を経て、鑑定書、2年間の保証、そして将来的にタイムピースの信頼性と透明性を保障するブロックチェーンを使用したデジタルパスポートが付属している。

アルミニウム製懐中時計(リファレンス4348)1945年

レ・コレクショナー

懐中時計、アルミニウム製、シルバーグレイン仕上げのアルミニウム文字盤(リファレンス4348)1945年Ref.4348 は、ヴァシュロン・コンスタンタンならではの特別なデザインである。メゾンが、1938 年から1950 年代にかけてカナディアン・アルミニウム社のために特別に製造したもので、リファレンス4348 が当時としては類まれな技術的偉業を成し遂げているのは、ケース、文字盤、ムーブメント、そして針にまでアルミニウムを使用している点だ。アルミニウムの使用により、時計全体の重量は約20 グラムという驚異的な軽さを実現した。アルミニウム製キャリバー439/7 は、通常使用されている真鍮製キャリバーにロジウムメッキを施した特別バージョンで、高い精度と堅牢性を備えている。


Contact info: ヴァシュロン・コンスタンタン Tel.0120-63-1755


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