2024年6月29日(土)から7月9日(火)まで、ヴァシュロン・コンスタンタンのヴィンテージ ウォッチを実際に見て購入できる、恒例の「レ・コレクショナー」展が開催される。また、「レ・コレクショナー」の一部を、ヴァシュロン・コンスタンタン公式ウェブサイトにて閲覧ができるようになった。
ヴァシュロン・コンスタンタン SALON 1755 GINZA と公式ウェブサイトでは、「レ・コレクショナー」のセレクションを随時更新している。本コレクションに興味を持たれる全てのお客様は、気軽にお問い合わせいただきたい。
「レ・コレクショナー」展
開催場所:ヴァシュロン・コンスタンタン SALON 1755 GINZA
住 所:東京都中央区銀座7-8-8
電話番号:0120-63-1755
営業時間:12時~20時
クロノグラフ腕時計、18Kピンクゴールド製、シルバートーンの文字盤(リファレンス4072)1945年
ヴァシュロン・コンスタンタンのヘリテージ部門の専門家たちは、独自のネットワークを使ってヴィンテージのタイムピースを収集している。ヴァシュロン・コンスタンタンが集めたアーカイブには、1755年 にジャン=マルク・ヴァシュロンが署名した見習い養成の契約書に始まる、3 世紀にわたるメゾンの歴史が蓄積されている。このアーカイブはすべて並べると420 メートルにもおよぶ、最初の資料、これらの販売台帳、製造台帳、通信書簡や他の図像などの資料、18 世紀から今日までの約1600 点のタイムピースで構成されている。
メゾンの専門家はこの豊富な資料を基に、1755 年以降メゾンの工房で製作されたすべてのタイムピースのトレーサビリティを保証することが可能だ。ヴィンテージ時計を入手後、最初に行う作業はケースとムーブメントのシリアル番号と、メゾンの鑑定用アーカイブの記録を照合することである。
「クロノメーター・ロワイヤル」、18Kイエローゴールド製「バットマン」モデル、サンバーストサテン仕上げのギルト文字盤(リファレンス6694)1970年
歴史的・技術的な専門技能
修復の過程では、文字盤の腐食、針の欠如、歯車の歯面の摩耗、微細な腐食のある香箱主ゼンマイなど、実に様々な事態に直面することがある。タイムピースは、その製作年代に応じてマニュファクチュールの3つの工房に振り分けられ、メゾンの創業から現代にいたるまであらゆる時計を修復できる技術をもつ時計師たちの手で修理される。
修復に携わる時計師たちの最大の目標は、先人の仕事を尊重しつつ、時計のオリジナリティを保持した状態で現代でも使用できる状態にすることだ。必要とあらば、ムーブメントの構成部品を新たに作り直すことができるよう、製作当時の部品のストックや当時使用されていた機械もメゾンで所有している。さらに大掛かりな修復が必要な場合は、修復過程を後世に残すため、どういった作業を施したのかをつぶさに記録し、冊子にしてお客様に手渡しする。/p>
「レ・コレクショナー」のタイムピースはこうした過程を経て、鑑定書、2年間の保証、そして将来的にタイムピースの信頼性と透明性を保障するブロックチェーンを使用したデジタルパスポートが付属している。
アルミニウム製懐中時計(リファレンス4348)1945年
https://www.webchronos.net/features/112787/
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