ブレゲは、日本における旗艦店であるブレゲ ブティック銀座をリニューアルオープンした。東京・銀座の「ニコラス・G ハイエックセンター」3階に位置するブレゲ ブティック銀座は、コレクションを幅広く取りそろえ、日本における旗艦店に相応しいブティックとなっている。また、リニューアルオープンを記念して「マリーン」コレクションからふたつの日本限定モデルが登場する。
3階フロア全面を使った新しいブレゲ ブティック銀座
ブティックに入ると、ブレゲのクラフツマンシップの象徴でもある手動のギヨシェ旋盤器が目に入る。このギヨシェ旋盤機は1800年代後半に製造されたもので、ブレゲ本社の専門部門による修繕を経て、現在も正常に作動しているものだ。同社は、時計業界最大のギヨシェ部門を有している。ブレゲにとって、この芸術を永続させることは必要不可欠であり、それを象徴する古いギヨシェ旋盤機のひとつが日本の銀座ブティックに設置されているのは一見の価値がある。
ブレゲのディテールをインテリアにも再現
ケースバンドのフルート装飾を彷彿とさせる家具のデザイン、ギヨシェ装飾を連想させるカーペット、ブティック全体を彩るブレゲ ブルーの繊細なタッチなど、ブレゲの特徴的な要素がシームレスに店内に組み込まれており、訪れたお客様がゆっくりと商品を見分しながらスタッフとのコミュニケーションも楽しめるようなレイアウトとファニチャーが設えられた。
VIPラウンジ
アメリカンウォールナットや大理石などの素材をはじめ、ブティックにある全ての要素はスイス本社のデザインチームにより厳選されたものだ。またVIPラウンジも併設され、訪れたお客様にゆっくりと商品をご覧頂きながらスタッフとのコミュニケーションを楽しんでいただける。
マリーン初の日本限定モデルが登場
また、ブレゲ ブティック銀座リニューアルオープンを記念し、日本でも人気を博すブレゲのスポーティーウォッチ「マリーン」コレクションより、3針とクロノグラフ機構の2 モデルにブラックダイアルの日本限定モデルが登場した。各モデル25本ずつ、合計50 本の限定モデルで、日本におけるブランド直営店4 店舗(ブレゲ ブティック銀座、ブレゲ ブティック伊勢丹新宿店、ブレゲ ブティック日本橋三越本店、ブレゲ ブティック阪急うめだ本店)でのみ販売される。
日本限定の「マリーン 5515」
自動巻き(Cal.777A)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約55時間。18KWGケース(直径40mm、厚さ11.5mm)。100m防水。日本限定25本。588万5000円(税込み)。
「マリーン 5515」では、ローマ数字が並ぶチャプターリングの3 時位置に日付表示が置かれている。また、ローマ数字とインデックスにはブラック加工、ブレゲ針にはそれぞれ蓄光が施され、海洋信号旗に対応する “B” のイニシャルをあしらった秒針も海の世界を想起させる。ケース径は40mm、約55 時間パワーリザーブの自動巻きムーブメント Cal.777A を搭載。船の舵をイメージしたローターは、サファイアクリスタルのケースバックから眺めることが出来る。
日本限定の「マリーン クロノグラフ 5525」
自動巻き(Cal.582QA)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約48時間。18KWGケース(直径42.3mm、厚さ13.86mm)。100m防水。日本限定25本。669万9000円(税込み)。
「マリーン クロノグラフ 5525」は、マリーンコレクションのデザインコードがふんだんに盛り込まれたモデルだ。時間の計測は、センターのクロノグラフ針で行う。クロノグラフ針は、海洋のテーマに基づいて “B” を象ったデザインがされた独特の形によって見分けられる。またクロノグラフの積算表示については、3 時位置に30 分積算計、6 時位置に12 時間積算計が置かれ、スモールセコンドは9時位置には配されている。
このモデルのスポーティールックを締めくくるのは、4 時と5 時の間に配された日付表示だ。2万8800振動/時、約48 時間パワーリザーブの機械式自動巻きムーブメントCal.582QA を搭載。この346 個の部品から成るムーブメントはクロノグラフの心臓部であり、シリコン製ひらヒゲゼンマイを搭載している。シリコンは腐食や摩耗への耐性があり、磁場の影響を受けないさまざまな特性が備わった素材である。
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