オリスの「アクイスデイト クロノグラフ」がリニューアルを遂げた。基本的なデザインを前作から踏襲しつつ、装着感や視認性をより高めるためのアップデートを加えている。ステンレススティール製ブレスレットを備えたグラデーションブルーダイアルモデルがラインナップする。
3針モデルに続いてリニューアルを遂げたクロノグラフモデル。基本的なデザインは前作を踏襲するが、細部には確実なアップデートが施され、使い勝手が向上している。自動巻き(Cal.771-1)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約62時間。SSケース(直径43.5mm)。300m防水。74万8000円(税込み)。
3針の「アクイスデイト」に続き、クロノグラフモデルもリニューアル!
オリスより、「アクイスデイト クロノグラフ」の新作が発表された。2024年4月に先行してリニューアルされた「アクイスデイト」コレクション同様、基本的なデザインはそのままに、ケースとベゼルのスリム化を果たし、ブレスレットにテーパーをかけるなど、人間工学に基づいたアップデートが加えられている。
細部の見直しによってさらに視認性を高めたダイアルは、深い海を想起させるようなグラデーションブルーカラー。サンレイ仕上げを施すことによって、光の当たり具合で様々な表情を見せる。3つのインダイアルは、3時位置が30分積算計、6時位置が12時間積算計、9時位置がスモールセコンドとして機能し、レコードを思わせる溝を与えることによって視認性を高めている。デイト表示が6時位置に配された、シンメトリーなレイアウトであることもポイントだ。
ダイアルの外周には、スーパールミノバが塗布された台形のインデックスが並ぶ。時分針の長さには明確に違いが設けられ、ロリポップタイプの秒針を備えているため、時刻の読み取りも容易だ。
逆回転防止ベゼルには、ブルーのセラミックス製インサートが取り付けられており、潜水時の経過時間を計ることが可能。ステンレススティール製のケースには、屈強なリュウズガードが採用され、リュウズとクロノグラフ用のプッシャーを外部の衝撃から保護する。
ケースからシームレスに繋がるブレスレットは、アクイスコレクションの特徴のひとつ。微調整機構とエクステンション機構が搭載されたフォールディングクラスプを備えている。
シースルーバックからは、約62時間のパワーリザーブを誇る自動巻きクロノグラフムーブメント、Cal.771-1を鑑賞することが可能だ。オリスを象徴するレッドローターや鼓動するテンプを楽しむことができる。