LVMH Watches & Jewelry ウォッチメイキング アカデミーが第1期生を募集！「学ぶことが、最大の仕事になる2年間」

LVMH ウォッチ・ジュエリージャパン株式会社が「LVMH Watches & Jewelry ウォッチメイキング アカデミー」の第1期生を募集する。この募集の最大の特徴は「学ぶことが、最大の仕事になる2年間」。学生ではなく正社員として入社した後、2年間のトレーニングを受け、時計修理技能士を目指すことのできるプログラムなのだ。

LVMH Watches & Jewelry ウォッチメイキング アカデミーが第1期生の募集を開始

　LVMH モエヘネシー ルイ・ヴィトングループ（以下LVMHグループ）が擁する、ブルガリやウブロ、ゼニスにタグ・ホイヤーなどといった高級時計ブランド 及び宝飾ブランドを日本市場で取り扱うLVMH ウォッチ・ジュエリージャパン株式会社。同社は「LVMH Watches & Jewelry ウォッチメイキング アカデミー」というプログラムの、第1期生を募集する。

　LVMH Watches & Jewelry ウォッチメイキング アカデミーは、「世界に通用する時計修理技能士を育成すること」をミッションとして掲げている、特別な育成プログラムだ。一般的に腕時計をメンテナンスする技術者になるためには、 専門的な学校でカリキュラムを修得し、その後、時計を扱う会社に就職し、メンテナンス部門へ配属され、技術を習得していく。しかし本プログラムは「学ぶことが、最大の仕事になる2年間」と標榜しており、学生ではなく正社員として雇用後、2年間かけて自社ブランドの時計の修理・洗浄・調整・見積もりなどといった修理業務をトレーニングプログラムで教育し、このプログラムのゴールとして厚生労働省管轄の国家資格である時計修理技能士の資格取得を目指しているのだ。なお、プログラム修得後は、実際に自社ブランドの時計の修理業務に携わっていく。

　説明会も開催されており、直近では8月21日（水）に予定されている。

　募集要項は、以下の通りである。

■雇用形態
正社員

■募集職種
時計修理技術者（Watch Technician）

■業務内容
自社ブランドの時計の修理・洗浄・調整・見積もり等を踏まえたトレーニングを2年間行い、その後は実際の修理業務に携わる。

■応募条件
入社時の年齢が18歳以上で、以下のいずれかに該当する方
1．高等学校卒業（見込み）以上の方
2．高等学校卒業程度認定試験（旧大学入学資格検定）の合格者または合格予定者

スイス・イタリア時計ブランドのトレーニングと実務を通して修理技術を習得していきたい方
ラグジュアリー業界に興味のある方

■就業時間
9時30分～17時30分（休憩60分）実働1日7時間　

■給与
月給22万円（別途交通費支給）
賞与：無し
各種社会保険完備
退職金（確定給付年金・確定拠出年金制度）
※給与は、業務に携わる内容・条件により決定

■休日
土・日・祝・年末年始（12月29日～1月3日）、夏季休暇（7～9月のうち3日間）

■勤務場所
東京都江東区東陽6-3-2　イースト21タワー18F
※東京メトロ東西線東陽町駅1番出口より徒歩8分

■募集定員
2名（2025年4月1日～）

■選考方法
実技試験、WEB適正テスト、面接

■選考スケジュール
選考：2024年9月16日（月）以降、順次開始
内定：2024年10月1日（火）以降

アカデミーでのトレーニングプログラム

　アカデミーでは2年間を通して、時計の一般理論や機械の操作方法および工具の手入れ・製作、腕時計の外装作業および文字盤・針の着脱、機械式時計およびクォーツ式時計のオーバーホールなどといったメンテナンス業務を修得していく。

　トレーニングプログラムは座学と実技に分かれており、1年目の第1四半期は座学で、第2四半期から実技で業務を学んでいく。実技は外装と内装の両面にわたってトレーニングが用意されており、オーバーホールはもちろん、機械式時計の精度調整やクォーツ式時計の電池交換、外装の修理にの組立・防水性能テストなど、そのカリキュラムは多岐にわたっている。

　なお、グローバルな人材育成のための、英語レッスンも用意されているという。