セイコー アストロン ミーツ ジウジアーロ・デザイン

2017.04.04
「セイコー アストロン ジウジアーロ・デザイン 2017限定モデル」。GPSソーラー(Cal.8X82)。平均月差±15秒(電波を受信しない状態)。タイムゾーン修正機能。クロノグラフ。パーペチュアルカレンダー。ワールドタイム。チタン+セラミックス(直径46.3㎜、厚さ13.3㎜)。10気圧防水。30万円(税別)。3000本の限定生産。5月26日発売予定。

 

 最高のコンビネーションが実現した。世界初のGPSソーラーウォッチ「セイコー アストロン」のデザインに、ジウジアーロ・デザインのエッセンスを組み込んだ意匠が特徴のモデル「セイコー アストロン ジウジアーロ・デザイン 2017限定モデル」だ。

 セイコー アストロンといえば、地球上どこにいてもGPS衛星からの電波を受信して、現在地の正確な時刻を表示するモデル。1969年にセイコーが世界に先駆けて発表したクォーツ腕時計は同名だが、これは現行アストロンに「時計史における第二の革命」を託したことを意味している。

 イタリアにおいてカー&インダストリアルデザイン分野を牽引するジウジアーロ・デザインの時計と聞いて即座に思い出すのが、1983年にセイコーのためにデザインされたアナログクロノグラフだ。ケースとストラップをオフセットさせた「ドライビングウォッチ」のスタイルは、過去に何度か復刻版として登場している。「セイコー アストロン ジウジアーロ・デザイン 2017限定モデル」は初代モデルの基本的なスタイルを踏襲しつつ、レッドとグリーンの鮮烈な挿し色、2ピース構造の立体的なダイアルリングなど、よりモダナイズされたエッセンスが新たに導入されている。裏蓋にはジウジアーロ・デザインが手がけたコンセプトカーのホイールをイメージ、シリアルナンバーが刻印される。精悍なケースとブレスレットは表面硬化処理のスーパー ブラックダイヤシールドが施されたチタン製(ケース一部にセラミックス採用)だ。

 生産数は3000本。発売と同時に店頭で手に取ってほしい仕上がりである。

1983年に発表された世界初のアナログクォーツクロノグラフ。赤い挿し色とオフセットしたケースとブレスレットが革新的なデザインとして話題を呼んだ。

 


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