ラドーの新作「トゥルー スクエア シンライン」は、都会のナイトライフを華やかに彩るハイテクセラミックス製のドレスウォッチで、ポリッシュ仕上げが施されたブラックとダークグリーンのモノブロックケースがミニマルでポップな魅力を放っている。ブラックケースのモデルは、針の色にターコイズとサンオレンジのバリエーションが用意され、ダークグリーンのモデルは奥行きのあるマザーオブパールの文字盤が透き通るようなハイテクセラミックスと見事に調和している。
都会のナイトライフを彩るハイテクセラミックスの輝き
ラドーが新たに発表したトゥルー スクエア シンラインは、夕暮れ時や日没後の都会の風景と賑わい、エネルギーをテーマにしたコレクションだ。「マスター・オブ・マテリアル」とも評されるラドーは、1980年代からハイテクセラミックスを用いた時計のトップランナーであり続けているが、今回の新作もポリッシュ仕上げのハイテクセラミックス製モノブロックケースとリュウズ、そしてケースにマッチしたセラミックス製のブレスレットで構成され、セラミックス特有の上品な艶と滑らかな肌触りをなによりの特徴としている。
37mm×43.3mmのコンパクトなスクエアケースの厚さはわずか5mmに抑えられ、内部には厚さ1mmにも満たないラドーのクォーツムーブメント、Cal.R420を搭載している。防水性は3気圧(30m)防水、ケースバックはチタン製で、ブレスレットの三つ折り式バックルもチタン製となっている。
クォーツ(Cal.R420)。13石。ハイテクセラミック×Tiケース(37mm×43.3mm、厚さ5mm)。3気圧(30m)防水。30万9100円(税込み)。
トゥルー スクエア シンラインにはブラックとダークグリーンの2色のケースが用意される。ブラックケースのモデルはサンブラッシュ仕上げの黒文字盤を持ち、ブラックプリントのインデックスと併せてトーン・オン・トーンの繊細な空気を醸し出している。針にはターコイズとサンオレンジ、2色のバリエーションがあり、「RADO」のブランドロゴも針と同じ色に統一されている。ダークグリーンケースではグリーンのマザーオブパール文字盤にグリーンプリントのインデックスが組み合わされ、イエローラッカー仕上げの針とイエローで統一されたブランドロゴが幻想的に浮かび上がっているかのようだ。
都会のナイトライフを彩るモダンで華やかなドレスウォッチ、トゥルー スクエア シンラインは、それを身につける人の個性を、ハイテクセラミックスの輝きでエレガントに引き立ててくれるだろう。
クォーツ(Cal.R420)。13石。ハイテクセラミック×Tiケース(37mm×43.3mm、厚さ5mm)。3気圧(30m)防水。30万300円(税込み)。
クォーツ(Cal.R420)。13石。ハイテクセラミック×Tiケース(37mm×43.3mm、厚さ5mm)。3気圧(30m)防水。30万300円(税込み)。
ラドーがハイテクセラミックスを時計に初めて用いたのは1986年のこと。ステンレススチールやゴールドとは異なる肌馴染みの良い質感と軽やかさ、驚異的な耐傷性と耐久性は多くに時計愛好家に支持され、ハイテクセラミックスはラドーを象徴する素材となっていった。ハイテクセラミックス製のケースは、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、窒化ケイ素といった高純度の微粒子を特定の形状に成形し、高温で焼結することで出来上がる。