ピアジェは、創業150周年を締めくくる新作「ピアジェ アンディ・ウォーホル」を発表した。本作は20世紀を代表するアーティストのアンディ・ウォーホルの名が冠されたコラボレーションモデルである。アンディ・ウォーホルは、本作のベースとなった「ブラック タイ」の他、複数のピアジェのウォッチを愛用し、ピアジェ ソサエティの主要メンバーであったことが知られており、本作はその深い親交を反映したモデルだ。ホワイトゴールド製で直径45mmの大柄なケースにはクル・ド・パリ仕上げが施され、ブルーのメテオライトダイアルが組み合わされている。
ピアジェ総業150周年を締めくくる「ピアジェ アンディ・ウォーホル」を発表
ピアジェは、創業150周年を締めくくる新作「ピアジェ アンディ・ウォーホル」を発表した。本作のベースとなったのはピアジェの往年の名作「ブラック タイ」だ。本作は、ピアジェとアンディ・ウォーホル美術財団とのコラボレーションモデルであり、このモデルは「ピアジェ アンディ・ウォーホル」と名付けられた。
自動巻き(Cal.501P1)。23石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。18KWGケース(直径45mm)。3気圧防水。予価994万4000円(税込み)。
アンディ・ウォーホルと関係の深いピアジェ
ブラック タイは初出が1972年で、貴金属をケースに用いた少量生産モデルであった。20世紀を代表するアーティストであるアンディ・ウォーホルは、ピアジェのウォッチを愛用していたことが知られており、1973年に自身の7本目のピアジェウォッチとしてブラック タイを入手している。このブラック タイを含めた4本のピアジェのウォッチは、現在ピアジェのプライベート・コレクションに収蔵されている。
またアンディ・ウォーホルは、ピアジェの4代目社長イヴ・ピアジェとも親交が深く、ピアジェ ソサエティの常連メンバーとしてインベントなどに足を運んでいた。このような特別な友情を背景に、ピアジェとアンディ・ウォーホル美術財団とのコラボレーションとして、このウォッチの正式名称を「ピアジェ アンディ・ウォーホル」へ変更して本作が発表された。
笑顔のピアジェの4代目社長イヴ・ピアジェ(左)と、カメラを手に持ったアンディ・ウォーホル(右)の両者が収められた写真。
新作「ピアジェ アンディ・ウォーホル」
18Kホワイトゴールド製のケースは、オリジナルモデルから引き継がれてきた直径45mmの大柄なサイズ感に、ベゼル部にはクル・ド・パリ仕上げが施され、華やかさが加えられている。組み合わされるダイアルは、ブルーのメテオライトをベースに、ドーフィン型の時分針と細身のインデックス、ピアジェのロゴが配され、シンプルでエレガントな仕立てである。搭載されるムーブメントは、自動巻きムーブメントのCal.501P1である。
ピアジェ アンディ・ウォーホルは、本作を皮切りに、最大10種類のオーナメンタルストーンダイアルや、メテオライトダイアルなど、多くのカスタマイズオプションが用意される予定である。また、このコレクションによりアンディ・ウォーホル美術財団が得た収益は、コンテンポラリーアートの創作や展示、記録を支援する助成金に充てられる。