レッセンスは、2024年度の最新モデル「タイプ9」を発売する。「タイプ9 グレー」は11月、「タイプ9 アクア」は2025年2月に発売される。
エレガンスと先進的な革新性が融合
新作の「タイプ9」は、「タイプ8」のミニマリズムと実証されたテクノロジーをベースに、ブランド初のケース径 39mm を採用し、より洗練されたケースデザインを実現している。サークル状のチタン製ディテール、流れるようなラグとストラップとのスムーズな一体感など、伝統的な時計製作をリスペクトしたタイプ9。「レッセンス」の特許技術である複雑な時計機構の 2 次元の時刻表示(ROCS)を採用しながらも、クラシックなデザインに仕上げている。洗練されたシンプルさを愛する人々のためにデザインされたこの時計は、優雅なレッセンスの世界への入り口になるだろう。
タイプ9 グレー
自動巻き(Cal.ROCS9:Ressence Orbital Convex System モジュール Cal.2892-2)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約36時間。Tiケース(直径39mm、厚さ11mm)。防滴構造1気圧。233万7500円(税込み)。
ムーブメントは、ポリッシュ仕上げのチタンケースに収められた自動巻き Cai.ROCS 9。そのデザインは波の穏やかな流れを思わせ、力強さと流動性の完璧なバランスを実現している。また、「レッセンス」で初めてミニッツ・インジケーターをベゼル部分に配置した。エングレービングが施され、よりコンパクトになった。ベゼルとアワーリングに施されたサークル仕上げに、上品さを添えるクラシックなラグによる、美しいコンビネーションである。
ストラップを含めても39グラムという軽さ
タイプ9はケース径39mm、そしてストラップを含めても39gという軽さが特長であり、リュウズ部分が無いことで手首にぴったりと沿うノンストレスな着け心地が楽しめる。そして、軽量なグレード5チタンケースとの組み合わせが快適性を実現した、クラシックなエレガンスさと日常的な使いやすさが見事に融合したタイムピースとなっている。
大胆なミニマリズム
「タイプ8」をベースにタイプ9では、グラフィックを削ぎ落として時・分だけを表示し、アワーディスクには 「9」と「3」の数字を配することでミニマルなデザインを踏襲した。ベゼルに配した5分ごとの分表示により、文字盤をより大胆でシンプルなものにしながらも、芯の通った洗練さを強く感じさせる。
タイプ9 アクア
自動巻き(Cal.ROCS9:Ressence Orbital Convex System モジュール Cal.2892-2)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約36時間。Tiケース(直径39mm、厚さ11mm)。防滴構造1気圧。233万7500円(税込み)。
タイプ9は、今回2タイプのカラーが発表された。温かみのあるグレー文字盤のタイプ9 グレーは時代を超越した洗練さを表現し、タイプ9 アクアは躍動的なエネルギーを感じさせるフレッシュな印象のデザイン。しっくりと手首に馴染む2つのカラーは、静かに際立っている。