堅牢かつ高い信頼性のプラクティカルな機械式時計を展開するボール ウォッチは、近年の時計業界で確固たる地位を確立した「ブレスレット一体型」デザインを採用する「ロードマスター」シリーズの最新作となる、3針ベーシックモデル「M パーシビア」をいよいよ発売する。本作は横ストライプをあしらった文字盤に、幅がスリムなポリッシュベゼルを組み合わせ、インパクトのある文字盤を広く見せる工夫を凝らした、スタイリッシュで着用するシーンを選ばないニュートラルさが魅力のタイムピースである。
ボールウォッチ「ロードマスター M パーシビア」
(右)ボール ウォッチ「ロードマスター パーシビア」Ref.NM9052C-S1CJ-LBE
ケースは高硬度のため傷に強く、耐腐食性にも優れ、丁寧な仕上げによって美しく輝く904L ステンレススティールで製造されている。このラウンドケースと同じく、ブレスレットも904L ステンレススティール製となっている。COSC認定クロノメーター(BALL オフィシャルスタンダード精度保証 -2 秒~+4 秒/日)。耐衝撃性:5000Gs (高さ1mから自由落下にて木の床に落とした時に受ける衝撃と同等の衝撃テストを実施)。耐磁性:4800A/m。自動巻き(cal.RR7309-C)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約80時間。904L SSケース(直径40mm、厚さ14mm)。100m防水。42万9000円(税込み)。
堅牢なブレスレットは直線的なフォルムのためシンプルな構造に見えるのだが、前後コマのサイズをわずかに変えたテーパードシルエットになっている。コマはフィット感を高める目的と長時間の着用でも快適さを保つためにコンパクトなH型形状とし、表面にサテン、側面とエッジにポリッシュをかけた手間とコストをかけた仕様だ。同様のシックでエレガントな仕上げを施したラグレスのケースと接続している。そしてケースからブレスレットまで、業界トップブランドの中でも一部だけが採用している 904L ステンレススティールを使用していることも特徴である。「スーパーステンレススティール」とも呼ばれるこの最高品質マテリアルについては、最新鋭のテクノロジーを駆使するボール ウォッチでは2019年より導入している。
1.316L ステンレススティールよりもクロム含有率が高く、酸や塩化物の影響を受けにくい。
2.耐食性の高いオーステナイト系ステンレスと高硬度なフェライト系ステンレスの性質を併せ持つ。
3.金属アレルギーを引き起こしにくい。
4.優れた加工技術によって、表面を美しい光沢仕上げとすることが可能。
5.極めて硬質なため成形加工には特殊な技術が必須。同素材の採用は技術力の高さを証明している。
ロンパワの自社ムーブメントCal.RRM7309-C
さらに特筆すべき点として、「パーシビア」には80時間駆動を誇り、スイスCOSC認定クロノメーター検定をクリア、そして BALLオフィシャルスタンダードという-2秒~+4秒/日の高精度を保証する自社製ムーブメントを搭載している。裏蓋はシースルーバック仕様になっているので、サファイアガラス越しに一定のリズムで鼓動するテンプの動き、渦巻き模様のペルラージュやストライプ柄のコート・ド・ジュネーブといった、スイス伝統の美しい装飾が地板などに施されている自社製ムーブメントCal.RRM7309-Cを鑑賞することができる。
約80時間パワーリザーブの秘密
また、通常のヒゲゼンマイ(写真上)と比較して長いヒゲゼンマイを使用することで、約80時間ものロングパワーリザーブを実現している。
針・文字盤に 16 個の自発光マイクロ・ガスライト
暗闇における時刻の読み取りを助ける自発光マイクロ・ガスライトはボールウォッチの独自技術だ。
注目すべきディテール
https://www.ballwatch.co.jp