「GP 愛好家」の熱い要望を受け、ラ・ショー・ド・フォンを本拠地とするマニュファクチュール、ジラール・ペルゴからセージグリーンとミッドナイトブルーのふたつのロレアート38mmのモデルが登場する。多くの人々に愛された1975年発売の初代モデルから受け継がれるデザインの特徴を備え、このモデルのために最適化された自社製ムーブメントが搭載されている。
日本人が最も好む直径 38mm
細身で、ブレスレットは腕元をぴったり包み込むようなデザインとなっており、男女問わず着用できる大きさだ。新しいロレアートは、サイズだけでなく、直線と曲線の組み合わせも美しく、ブレスレットの幅、腕元が触れる裏蓋の快適性も考え尽くされている。セージグリーンとミッドナイトブルーの2色が用意された38mmモデルには、蓄光処理を施したバトンタイプの針とインデックス、クル・ド・パリ文字盤、3時位置の文字盤と同色の日付表示など、ロレアートの特徴的な要素がいくつか取り入れられている。
ロレアート セージグリーン 38mm
自動巻き(Cal.GP03300-2476)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約46時間。SSケース(直径38mm、厚さ10.02mm)。100m防水。209万円(税込み)。
コレクションに共通する特徴を備えながらも、それぞれに個性的なデザインに仕上がっている。セージグリーンモデルはGPロゴとセンターセコンド針はゴージャスなゴールドカラー、ミッドナイトブルーモデルはクールなシルバーカラーが採用された。どちらのカラーも、文字盤に立体的な装飾が施されており、それによる表面の光の戯れが魅力的だ。角度によって、セージグリーンの文字盤はグレー、ミッドナイトブルーの文字盤は鮮やかなロイヤルブルーの色合いを帯びる。文字盤のカラーの選択にあたっては、ケースとブレスレットによる光の相互作用が綿密に考慮されている。もちろん、針、インデックス、ミニッツトラック、GP ロゴのカラーにも細心の注意が払われている。
ロレアート ミッドナイトブルー 38mm
自動巻き(Cal.GP03300-2476)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約46時間。SSケース(直径38mm、厚さ10.02mm)。100m防水。209万円(税込み)。
定番のロレアート スタイル
ロレアート38mmモデルは、いずれも特徴的なケース、文字盤、ブレスレットの組み合わせで時計愛好家には一目でそれとわかるだろう。四角いトノー型ケースの上にラウンド型の台座、さらにその上に八角形ベゼルを配して、親しまれてきたロレアートのデザインを踏襲したモデルに不朽の魅力を与えている。ロレアートの愛好家であればさらに、ケースと一体型ブレスレットに交互に施されているポリッシュ仕上げとサテン仕上げも気づかれるだろう。フォールディングバックルがウォッチを腕元にぴったりと固定し、すばらしい快適性をもたらしてくれる。
仕上げが素晴らしいCal.GP03300
ふたつのウォッチの心臓部には自社製ムーブメントCal.GP03300が搭載される。ラ・ショー・ド・フォンの自社工房で製造されるこの自動巻きムーブメントは、コート・ド・ジュネーブ装飾が施されたピンクゴールド製ローターを特徴としている。ムーブメントの優雅さをさらに高めるのが、ブリッジに施されたコート・ド・ジュネーブ装飾、面取り、鏡面仕上げのネジ、地板のペルラージュ仕上げ、エングレービングされた金箔文字などで、いずれも自社の妥協のない基準に従って実施されている。
注目すべきディテール