マイアミデザインウィーク 2024でデビューした新作「ルミノール GMT パワーリザーブ チェラミカ」は、堅牢なケース構造と滑らかなオールブラックのカラーリングが特徴だ。パネライの最も象徴的なコレクションであるルミノールを、セラミックを用いて滑らかなモノクロームで再考した。機能性と純粋な美しさにフォーカスし、洗練されたデザインアプローチで、Ref.PAM 01674はまさに「レス イズ モア フィロソフィー」というミニマルなエレガンスを体現している。
ルミノール GMT パワーリザーブ チェラミカ
手巻き(Cal.P9012)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約3日間。セラミックケース(直径44mm、厚さ14.67mm)。10気圧防水。289万3000円(税込み)。
セラミックの利点
「ルミノール GMT パワーリザーブ チェラミカ」は、パネライの機能設計のコンセプトへのこだわりを凝縮したモデルだ。創業以来、パネライの時計は特定の機能を果たすため、非常に特殊なデザインが追求されてきた。例えばリュウズプロテクターと夜光の文字盤は、もともと機能性のために設計されたが、現在ではルミノールのデザインに不可欠な要素になっている。
44mmケースとブレスレットは、どちらも同じセラミック素材で作られている。モノマテリアルと落ち着いたモノトーンの外観。パネライのセラミックスは、ハイテクノロジーの酸化ジルコニウム粉末(ZrO2)をベースに、射出成形、ダイヤモンドホイール研削、そして最後にサンドブラスト加工という徹底的なプロセスを経て完成する。スティールの5倍の硬度を誇り、高温、クラッチ、腐食に対する強い耐性がある。
パワーリザーブ表示とGMT針を搭載するCal.P.9012
パワーリザーブインジケーターは、文字盤に「ORE」(イタリア語で「時間」の意)が刻印されており、パネライのイタリアらしい雰囲気を彷彿とさせる特徴的な機能だ。パネライ自社製ムーブメントの標準である、約3日間のパワーリザーブに必要なエネルギーは、双方向ローターで巻き上げられるツインバレルに蓄積される。テンプは2点支持のブリッジで固定されており、振動数は2万8800回/時だ。31石を含む231個の構成部品からなるムーブメントは、直径13リーニュ、厚さわずか6mmである。10気圧の防水性を備えたこの時計は、表示された防水機能値より25% 高い圧力をかけた厳格な品質テストに合格し、パネライの厳しい基準を確実に満たしている。