チュチマ・グラスヒュッテから「スカイ・ウォッチ」が登場。コッパー文字盤が魅力

チュチマ・グラスヒュッテのクロノグラフ「スカイ・ウォッチ」から2種類の新作が発表された。ひとつはクールなエアリーブルーのモデル。もうひとつは暖かな印象を与えるコッパーカラー文字盤のモデルだ。

エアリーブルーとコッパーカラーの新色

　チュチマ・グラスヒュッテは、「スカイ・ウォッチ」ラインのスポーティーでエレガントなグレード5チタン製クロノグラフを2モデル発表した。ひとつはクールなエアリーブルーカラー。もうひとつは暖かい印象を与えるコッパーカラー文字盤のモデルである。

　この新作は、個性的なスタイルの腕時計を所有するよろこびに溢れたモデルと呼べるだろう。ケース素材に選ばれたグレード5チタンは、ステンレススティールよりも、約40%も軽く、傷が付きにくく、耐磁性、耐腐食性、耐塩水性、耐酸性を備えてたものだ。

　チタンをケースへ採用したことのパイオニアと呼ぶべきチュチマ・グラスヒュッテのエンジニアたちは、数十年もの間、この加工しづらい金属を形にするという難題に立ち向かい、専門技術を完成させてきた。

　精巧に製作されたグレード5チタン製のケース、ねじ込み式リュウズ、そしてねじ込み式の裏蓋に加え、このモデルでは、着用者の手首にピッタリとなじむ、チタニウム製のブレスレットが付属する。

　ケース表面はポリッシュとサテンの両方で仕上げられたもので、ケースの防水性能は10気圧だ。また、ブレスレットには実用的なフォールディングクラスプを採用している。チタン独特のマットグレーな輝きが特徴的な腕時計である。

　文字盤は厚さ約2.2mmのサファイアクリスタル製風防で保護されており、スモールセコンド、30分積算計、12時間積算計が目を引く。インダイアルはブラックカラーでまとめられており、インデックスと針にはスーパールミノバが塗布されている点も見逃せないポイントだ。文字盤のサンバースト仕上げにも注目しよう。

　搭載されるムーブメント、Cal.310はトランスパレント仕様の裏蓋からながめることができる。チュチマのゴールドシールがほどこされたローターは、手首を動かすたびにこの自動巻ムーブメントを巻き上げるのだ。