(左)「GTBE996」。手巻き(Cal.6898)。26石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約37時間。18KPG(直径30mm)。日常生活防水。ボルドーのクロコダイルストラップ。210万円(税別)。(右)「GSBE999」。手巻き(Cal.6898)。26石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約37時間。SS(直径30mm)。日常生活防水。ネイビーのクロコダイルストラップ。125万円(税別)。
高級ウォッチブランド、クレドールより女性向け薄型手巻きモデルの「GTBE996」と「GSBE999」が7月21日(金)から発売される。「日本ならではの美意識」と「細部まで配慮が行き届いた精密さ」を標榜するクレドールらしい作品だ。
本モデルに搭載される「キャリバー6898」は厚さ1.98mmという小秒針付きムーブメント。構成部品が極薄のため雫石高級時計工房にて高い技能を持つ時計師が一貫して組み立て・調整からケーシングまでを手掛けている少量生産品だ。
ダイアルの柳は、セイコーの原点にして女性の心が華やぐ街、銀座のシンボル。光の加減によってパターンがさりげなく浮かぶ。
ケースは30mmとクレドールの中では大きめで、ベゼルにはダイヤモンドが56個ちりばめられている。リュウズは巻きやすさを考慮した丸みのあるものが採用されており、裏蓋はトランスパレントバックだ。ラインナップは白蝶貝製ダイアルに10個のダイヤモンドのインデックスが配された「GTBE996」と、テンパーブルーの針が特徴的な「GSBE999」の2種類。