「The Newest Classic」をフィロソフィーとするキングセイコーから新開発のメカニカルムーブメントCal.8L45を搭載した新たなデザインのスポーティーウォッチ「バナック」のレギュラーモデル3種と限定モデル1種、セイコーブティック専用モデル1種が7月11日に発売される。
1972年から50年の時を経て誕生した新たな「バナック」
キングセイコーは1961年に東京の亀戸の第二精工舎で誕生した。本作はその東京から望む地平線をコンセプトに、ケース、ブレスレット、ダイアルをデザインしている。金属の塊を削り出したかのような、力強くダイナミックな形状を持つケースはベゼルのないデザインにすることで伸びやかな表情を見せる。また、高度な研磨仕上げにより、歪みのない鏡面に仕上げられている。ケースと繋がる新開発のブレスレットは、鏡面仕上げとヘアライン仕上げのコマを短いピッチで組合せ、水平のラインが際立つデザインにするとともに、高い着用感を実現している。
ダイアルには水平方向に広がるストライプの型打パターンを採用し、1970年代のバナックが持つ、存在感のあるベゼルに着想を得た「インデックスリング」（インデックスの役割を果たすリング状の別体パーツ）を採用している。縁がきらりと輝くインデックスリングには、立体的な分目盛をレイアウトし、時目盛にはルミブライトを施している。12時位置のインデックスとカウンターウェイトには「VANAC」（バナック）の頭文字の「V」のシルエットが象られている。
ムーブメントCal.8L45
Cal.8L45は主ゼンマイをスペックアップすることで約72時間のパワーリザーブを達成し、長い持続時間と安定した精度を両立している。その上、ダイバーズウォッチにも搭載することが可能な堅牢性も備えていることも頼もしい。回転錘と受け部分には高級感のある波目模様が施されている。
キングセイコー復活後、初めてシースルーバックデザインが採用され、ガラス部分にはキングセイコーの盾をモチーフにしたブランドマークが記されている。
一日の中で様々な色合いに変化する現代の東京の景色を表現
自動巻き。（Cal.8L45）35石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース（縦45.1mm、横41.0mm、厚さ14.3mm）。10気圧防水。39万6000円（税込み）。
レギュラーモデル3種は、時間の移ろいによって変化する、現代の東京の景色をダイアルで表現している。それぞれ「夕暮れ時」「真夜中」「日の出」を表現したパープル、ネイビー、シルバーの３色のダイアルを揃えている。
数量限定のゴールドカラーダイアルモデルは東京の広大な地平線から昇る荘厳な旭をモチーフにし、ダイアルとセイコーロゴ、裏蓋のキングセイコーのロゴもゴールドにそろえている。
自動巻き。（Cal.8L45）35石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース（縦45.1mm、横41.0mm、厚さ14.3mm）。10気圧防水。39万6000円（税込み）。世界限定700本（うち国内300本）。
セイコーブティック専用モデル
セイコーブティック専用モデルは燦燦と光が降り注ぐ東京の景色からインスピレーションを得たアイスブルーのダイアルを備える。
自動巻き。（Cal.8L45）35石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース（縦45.1mm、横41.0mm、厚さ14.3mm）。10気圧防水。39万6000円（税込み）。セイコーフラッグシップサロン、セイコードリームスクエア、セイコーブティックおよびセイコーオンラインストア限定。
