【プレSIHH2018新作】IWC 創立150周年記念 ジュビリーコレクション

2017.12.01

ポルトギーゼ・コンスタントフォース・トゥールビヨン “150 イヤーズ”

ジュビリーコレクションの中で同じく特別な輝きを放つのが「ポルトギーゼ・コンスタントフォース・トゥールビヨン “150 イヤーズ”」(Ref.IW590202)である。プラチナ製ケース、ラッカー仕上げが施されたホワイトの文字盤、ブルースティール製の針という組み合わせで、わずか15本の限定生産となる。新しいIWC自社製手巻きムーブメント、約96時間のパワーリザーブを備えるCal.94805 では、コンスタントフォース・トゥールビヨンと、シングル・ムーンフェイズの組み合わせが初めて実現した。ムーンフェイズは、577.5年間で誤差わずか1日という高い精度を備えている。また、特許取得のコンスタントフォース機構が、ガンギ車に伝わる力を完璧なまで一定に保ち、重力が脱振機に与える影響を打ち消すトゥールビヨンと組み合わせることにより、超高精度を実現する。


 ホワイトの文字盤にはブルースチール製の針を、ブルーの文字盤にはロジウムメッキの針が組み合わされる。文字盤にプリントを施すこの手法とブルースチール製の針の採用は、1939年に発表された初代「ポルトギーゼ」(Ref.IW325)からも着想を得ている。いずれのモデルにもブラックのアリゲーターストラップが採用されており、ムーブメントにはメダルまたは「150 Years」のジュビリーマークがエングレービングされる。

ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー・トゥールビヨン “150 イヤーズ”

永久カレンダーとトゥールビヨンがひとつの文字盤上に統合された初のモデルは、18Kゴールド製ケース、ラッカー仕上げのがホワイト文字盤、ブルースチール製の針という組み合わせで50本の限定生産となる。カレンダー先送りリングを開いてムーンフェイズを「6時」位置にある月表示の中に取り込むことで、82個のパーツからなるトゥールビヨン機構を12時位置に配置することが可能になった。ソリッド・ゴールド製のローターを備えた自動巻き機構で、7日間ものパワーリザーブを蓄わえる。

ダ・ヴィンチ・オートマティック “150 イヤーズ”

「6時」位置にスモールセコンドを備えた「ダ・ヴィンチ・オートマティック “150 イヤーズ”」(Ref.IW358102)には、新しいIWC自社製Cal.82200が搭載される。Cal.82200はペラトン自動巻き機構を搭載した新開発の自動巻きムーブメントで、約60時間のパワーリザーブが備わる。巻上げ機構の中でも特に負荷のかかる爪や偏心カムには、実質的に摩耗しないセラミックが採用された。ローターはスケルトン仕様になっており、その隙間からぺルラージュ装飾やコート・ド・ジュネーブ装飾を施したムーブメントの姿が見て取れる。ステンレススティール製ケース、ラッカー仕上げが施されたブルーの文字盤、ロジウムメッキの針という組み合わせで500本の限定生産となる。

 

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