オリスが特許を持つ1,000メートル防水のダイバーズ「ダイブコントロール リミテッドエディション」

2019.04.06
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オリスは、深海で活動する潜水士のために開発したプロダイバーウォッチに、クロノグラフを搭載したダイブコントロールリミテッドエディションを発表した。直径51mmの軽量チタン(グレード2)製ケースに、耐傷性に優れたブラックDLC加工が施されたこの時計は、ダイビングベゼルを固定しロックするオリス特許取得のローテーションセーフティシステム(Rotation Safety System=RSS)を備えている。12 時位置に配した60 分クロノグラフカウンターのインデックスには視認性の高いイエローを採用し、500本の限定生産だ。
オリス<ダイブコントロール リミテッドエディション>
自動巻き。28,800振動/時。25石。Tiケース(直径51mm)。オートヘリウムエスケプバルブ、1,000m 防水。610,000円(税別)。防水スペシャルボックス、イエローラバーストラップと付替工具き。

■ローテーションセーフティシステムの使用方法(画像6.7.8番目)
1.RSSの有効化
ベゼルのブラックラバー端を引き上げる。これでRSSのロックが解除され、ベゼルのタイマースケールの変更ができる。有効にするとトップリング下にイエローのリングが表れる。
2.タイマーの設定
トップリング下にイエローのリングが見えたら、トップリングを反時計回りに回転させ、潜水時間に対応する数字を分針に合わせる。
3.時間を確保する
調整を完了したら、カチッと音がするまでトップリングを押し下げてロックする。


 「オリス ダイブコントロール リミテッドエディション」は、深海で活動するプロダイバー、ローマン・フリシュクネヒトと共同で開発された。オリスの象徴的機構のひとつで、ダイビング中の誤作動を防止するため、ダイビングベゼルがロックできる特許取得機構“ローテーションセーフティシステム(RSS)”を装備している。これはオリスの全プロダイバーシリーズに搭載さている機構だ。
 「オリス ダイブコントロール リミテッドエディション」は、通常のダイバーズウォッチよりも優れた機能がいくつかある。まず、直径51mmの軽量チタン(グレード2)製ケースにブラックDLC加工が施され、100気圧(1,000m)の防水機能を誇る。オリスのエンジニアは実際に深海を想定した125 気圧までの圧力試験でも機能することを確認している。

 最大限の視認性を確保するため、ダイアルも大きく設計されている。RSSシステムを搭載したベゼルは耐傷性に優れ、色褪せしにくいセラミック製トップリングを備える。時・分針やインデックスは全てスーパールミノバ®が塗布されており、水中で最も認識しやすい色のひとつであるイエローを採用。RSSを共同開発したプロダイバー、ローマン・フリシュクネヒトはこう語っている。「逆回転防止ベゼルは素晴らしい機能ですが、ロックがかかれば、ダイバーが水中で時間を測る際に絶対的に信頼することができ、心の余裕に繋がるのです」。

Contact info: オリスジャパン Tel:03-6260-6876