ジャガー・ルクルトの新作ダイヤモンドを散りばめた「ダズリング・ランデヴー・ムーン」

2019.09.07

 ジャガー・ルクルトの今年のテーマは「天空」。精巧なジュエリーセッティングで月や星を表現してきた「ダズリング」コレクションに、ダイヤモンドを主役とした新たなモデルが加わる。新作「ダズリング・ランデヴー・ムーン」だ。

ダズリング・ランデヴー・ムーン

ジャガー・ルクルト「ダズリング・ランデヴー・ムーン」
自動巻き(Cal.925/A1)。29石。2万8800振動/時。18PKGケース(直径36mm)。パワーリザーブ約38時間。5気圧防水。 23万ユーロ(税抜参考価格)。

 ベゼルには108個のダイヤモンドがあしらわれ、ケースを取り巻いて2重の同心円を描いている。ダイヤモンドのセッティングでは、爪留めを用いることでメタル部分を最小限に抑えた。これによってあらゆる角度から光が差し込み、ひとつひとつのダイヤモンドの存在感が際立つデザインとなっている。ブレスレット部分では310個ものダイヤモンドをなめらかに配置することで、リボンのように柔らかく手首を包むダイヤモンドの流れが生まれた。いずれもジャガー・ルクルトのジュエリー職人が誇る高い技術力が見て取れる。

ダズリング・ランデヴー・ムーン

 ダイアルにはマザー・オブ・パールを使用。ピンクゴールドのアプライドインデックスが、月光のような光沢のマザー・オブ・パールとの好対照をなしている。また文字盤にも47個のダイヤモンドによるリングをしつらえるなど、ディテールへのこだわりがうかがえる。

ダズリング・ランデヴー・ムーン

 また、同モデルを象徴するムーンフェイズでは、アベンチュリン製のムーンディスクで夜空を表現。そこにマザー・オブ・パール製の月があしらわれる。月相を表すべく月を隠す雲も同様にマザー・オブ・パール製だ。

ダズリング・ランデヴー・ムーン

 社内で独自に開発された機械式自動巻きムーブメント、Cal.925/A1を搭載。サファイアクリスタル製ケースバックからは、コート・ド・ジュネーブの巻き上げローターなど、精緻で古典的なスタイルが見られる。

Contact info: ジャガー・ルクルト Tel.0120-79-1833