パテック フィリップ・ウォッチアート・グランド・エグジビション(シンガポール2019年)

2019.09.18

最後のパテック フィリップ「ウォッチアート・グランド・エグジビション」

 ドバイ(2012年)、ミュンヘン(2013年)、ロンドン(2015年)、ニューヨーク(2017年)に続き、パテック フィリップは今年、当社の時計製作技術と創作タイムピースを展示する「ウォッチアート・グランド・エグジビション」の開催地としてシンガポールを選んだ。過去最大規模の「ウォッチアート・グランド・エグジビション」は、2019年9月28日から10月13日まで、マリーナベイ・サンズ・シアターで開催される。

  • 1548年にニュールンベルクで製作されたドラム型時計(S-892/ドイツ)

  • 創業者の一人であるアントワーヌ・ノルベール・ド・パテックが30歳の誕生日に購入した懐中時計(P-1)

  • 創業者の一人であるアントワーヌ・ノルベール・ド・パテックが30歳の誕生日に購入した懐中時計(P-1)

  • スイス最初の腕時計(P-49/1868)

  • スイス最初の腕時計(P-49/1868)

  • 文書に残る最初の永久カレンダー搭載腕時計(P-72/1925)

  • 25年以上世界で最も複雑な機械式携帯時計の地位を固持したキャリバー89

  • 25年以上世界で最も複雑な機械式携帯時計の地位を固持したキャリバー89

  • 25年以上世界で最も複雑な機械式携帯時計の地位を固持したキャリバー89

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 ジュネーブのパテック フィリップ・ミュージアムと同じく、ミュージアム・ルームは2つのセクションに分かれる。第1のセクションはオールド・コレクションであり、1548年にニュールンベルクで製作されたドラム型時計(S-892/ドイツ)、七宝細密画で豪華に装飾された懐中時計、ミュージカル・オートマトン(自動人形)、ヨーロッパの最も天分溢れる時計師たちの創作した技術的なタイムピースなどにより、16世紀中頃に始まる携帯できる時計の歴史を跡づける。第2のセクションは、1839年の創業以来今日に至る、パテック フィリップの輝かしいタイムピースのハイライトを跡づける。アントワーヌ・ノルベール・ド・パテックが30歳の誕生日に購入した懐中時計(P-1)、スイス最初の腕時計(P-49/1868)、文書に残る最初の永久カレンダー搭載腕時計(P-72/1925)、および25年以上世界で最も複雑な機械式携帯時計の地位を固持したキャリバー89、スターキャリバー2000 (21の複雑機能)など、最も著名な超複雑タイムピースのいくつかが展示される。