タグ・ホイヤーは、同社のアイコニックピース「モナコ」の新作2モデルを発表した。オータビアにしか搭載していなかった最新の自社製ムーブメント「キャリバー ホイヤー02」を初めて搭載したモデルと、「キャリバー12」を搭載する最後のモデルだ。
注目は自社ムーブを搭載した「モナコ キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ」
左■タグ・ホイヤー モナコ キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ
自動巻き。SSケース(39mm×39mm)。パワーリザーブ約80時間。100m防水。640,000円(税別)
右■タグ・ホイヤー モナコ キャリバー12 クロノグラフ ファイナルエディション
自動巻き。SSケース(39mm×39mm)。パワーリザーブ約40時間。100m防水。640,000円(税別)
自動巻き。SSケース(39mm×39mm)。パワーリザーブ約80時間。100m防水。640,000円(税別)
右■タグ・ホイヤー モナコ キャリバー12 クロノグラフ ファイナルエディション
自動巻き。SSケース(39mm×39mm)。パワーリザーブ約40時間。100m防水。640,000円(税別)
左が最新の自社製ムーブメント「キャリバー ホイヤー02」を初めて搭載した「モナコ キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ」。華やかなブルーサンレイダイヤルに赤をアクセントとして使うことによって、このウォッチのスポーティなデザインが際立っている。
右の「タグ・ホイヤー モナコ キャリバー12 クロノグラフ ファイナルエディション」は、グレーのバーティカルサテンダイヤルとブラックのインダイヤルにブラックアリゲータストラップの組み合わせで、とても大人っぽいクラシックなデザインに仕上がった。
世界初の角型自動巻防水時計として1969年に誕生した「モナコ」
「モナコ」は、世界初の角型防水時計であり、世界初の自動巻きクロノグラフとして1969年に誕生した。当時リューズを左に配置するデザインはとてもアヴァンギャルドで人々を驚かせた。また”キング オブ クール”の異名を持つ名優スティーブ・マックイーンが映画「栄光のル・マン(1971年)」の中で着用したことで更に注目を集めた伝説のタイムピースだ。
最新の自社製ムーブメント「キャリバー ホイヤー02」を初めて搭載した「モナコ」。
控えめに塗布されたスーパールミノバだが、暗闇でも十二分な視認性を発揮する。
ケース側面から見ると意外に薄く仕上がっている。これならシャツの袖口を邪魔しなそうだ。
「キャリバーホイヤー02」は80時間ものロングパワーリザーブを有する。
ケースバックから覗ける「キャリバー ホイヤー02」は赤いコラムホイールも特徴だ。
「キャリバー12」を搭載するモナコは本作で終了する。世界限定1,000本。
本作で生産終了する「キャリバー12」搭載の「モナコ」
「キャリバー12」を搭載するこの最後のエディションは世界限定1,000本であり、ケースバックに”ONE OF 1000”の文字が刻印される