ルイ・ヴィトンより同社を代表するコレクションである「タンブール」より、フライングトゥールビヨンムーブメントを採用した新作モデル「タンブール カーブ フライング トゥールビヨン ポワンソン・ド・ジュネーヴ」が発売される。
最先端の素材とフライングトゥールビヨンによって進化を遂げた、ブランドの代表モデル
特徴的なデザインを持つルイ・ヴィトンの「タンブール」は、2002年に同社初の本格的なウォッチコレクションとして発表された。独特な太鼓型のケースは当時でも斬新であり、ファッションブランドがデザイン重視で作ったのだろうと考えた方も少なくなかったのではないだろうか。しかしその実、可動するラグや低重心の設計による良好な装着感、立体感を演出したデザインなどが評価され、現在に至るまで同社のアイコンとして君臨し続けている。
今回発表された「タンブール カーブ フライング トゥールビヨン ポワンソン・ド・ジュネーヴ」は、そんなブランドのアイコンに最新の素材と同社の持つ技術の粋を尽くして進化させたモデルである。ケースのデザインは“メビウスの帯”にインスピレーションを受けており、弧を描くようなシェイプが優雅な印象を与える。特徴的なケースの模様は、カーボストレイタム®という100枚以上のカーボンシートをランダムに重ねることで生成される素材によるものであり、航空産業でも採用されるほどの軽さと高耐久性を誇る。
オープンワーク(スケルトン)のダイアルからは、ジュネーブ・シールを取得したムーブメントCal.LV108を鑑賞することができる。9時位置に設置されたチタン製フライングトゥールビヨンキャリッジは、同社のモノグラム・フラワー モチーフからインスピレーションを受けたデザイン。ダイアル中央のブランドを象徴する「L」と「V」のロゴと相まって、ブランドの世界観をダイアルいっぱいに表現している。
通常のモデルに加え、ダイアルの「L」と「V」、ラグやリューズ、インナーベゼル等にダイアモンドがセットされたバリエーションも用意されており、まばゆい光と特殊なケース素材による美しいコントラストを楽しむことができる。