ジャケ・ドロー ブティック銀座にて「ホイッスリング・マシーン フェア」開催

ジャケ・ドローのオートマタ「ホイッスリング・マシーン」をブティックで見ることができる、「ホイッスリング・マシーン フェア」がジャケ・ドロー ブティック銀座にて開催されている。2020年4月12日までの期間で、2015年に発表されたオートマタ コレクション「チャーミング・バード」も同時展示となる。

　2018年にジャケ・ドローが発表したオートマタ「ホイッスリング・マシーン」は、ブランドの創業280周年を機に披露された。ブランドの創業者であるピエール-ジャケ・ドローが生きた18世紀において、カナリアなどの飼い鳥に歌を教えるために用いられた「ラ・セリネット（鳥風琴）」にオマージュを捧げている。

　ガラスの箱の中には手巻きオートマタムーブメント「Jaquet Droz MASIF」が収められており、ケースの背面部に取り付けられた鍵で巻き上げると、箱の中の小鳥がさえずりながら愛らしく動く。ふいごではなくバルブを用いた「ホイッスリング・マシーン」の仕組みは、2015年に発表されたオートマタ コレクション「チャーミング・バード」に搭載された小型シンギングバード機構を応用している。また機械仕掛けでさえずる小鳥は全て手作業で彩色されており、ムーブメント自体も手作業で装飾と仕上げが施されている。