パルミジャーニ・フルリエは、「トンダ 1950 ダブルレインボー フライングトゥールビヨン」を発売する。幸運の象徴ともいわれる二重の虹を表現したカラーストーン、アベンチュリン、ダイヤモンドによって輝くダイアルと、極薄ムーブメントによるフライングトゥールビヨン機構が魅力のモデルだ。
天空に輝く虹を閉じ込めた、エレガントなフライングトゥールビヨン搭載機
昨年、パルミジャーニ・フルリエは「トンダ」のレディースモデルとして、ベゼルに色とりどりのバゲットカットの貴石を敷き詰めた「トンダ 1950 レインボー」を発売した。そして今年、同社はこのモデルを更に進化させ、フライングトゥールビヨンを搭載した「トンダ 1950 ダブルレインボー フライングトゥールビヨン」を発売する。
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特徴的なラグを備えた18Kローズゴールド製のケース、ベゼルにセッティングされたレインボーカラーに輝く計40個もの貴石と半貴石は、昨年度のモデルから受け継いだデザインだ。それらに加えて、ダイアル上には572石ものダイヤモンドが敷き詰められており、その中に浮かぶようにして月形のアベンチュリンが配されている。
その月を囲むようにしてセットされたカラーストーンによって描かれているのが、このモデルが持つふたつ目の虹だ。モデル名が表すダブルレインボーとは、光が水滴の中で2回反射することで主虹と副虹のふたつの虹が同時に現れる現象であり、幸運の象徴ともいわれることがある。
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搭載されているムーブメントは、自動巻き機構にフライングトゥールビヨンを搭載しながらも3.4mmの薄さを誇る「Cal.PF517」である。裏蓋からはムーブメントを鑑賞することが可能であり、受けに施されたコート・ド・ジュネーブを堪能することができる。薄型化にも貢献しているマイクロローターも同様に、細やかな装飾が施されている。
フライングトゥールビヨンは7時位置に設置されているが、これは同社の創業者ミシェル・パルミジャーニの生まれた時間である1950年12月2日7時8分を表したものだ。革新的な機構やデザインを世に送り出し続ける同社だが、数々の歴史的なタイムピースを修復してきた同氏へのリスペクトも忘れていない。
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